- トーナメントディレクター(TD)とは、トーナメントまたはイベント全体を統括する責任者である。リーグにおいては、リーグディレクターがトーナメントディレクターとみなされる。トーナメントディレクターは、そのイベントにおける主任トーナメントオフィシャルである。トーナメントディレクターによる決定は最終的なものである。
- トーナメントオフィシャル(以下、オフィシャル)とは、プレー中のルール適用に関して判断を下す権限をトーナメントディレクターから与えられた者である。オフィシャルによる宣告は、確認を要せず有効となり、グループの判断に優先する。なお、プレー中のオフィシャルは、自身と同じ部門のプレーヤーに対してはオフィシャルとして行動してはならない。
- トーナメントスポッターとは、特定の観測目的のためにトーナメントディレクターから権限を与えられた個人であり、トーナメントオフィシャルとして行動する権限は与えられない。
- プレーヤーは、スコアの確認およびルールに則ったプレーを確保する目的で、グループとして各ホールをプレーする。
- プレーヤーは、明確なルール違反が発生した場合には、それを宣告しなければならない。宣告は、(ミスプレーを除き)速やかに行わなければ有効とならない。
- グループ内のプレーヤーは、グループ内の任意のプレーヤーに対するルール違反を、グループ内の全プレーヤーに通知することで宣告または確認することができる。
- 警告とは、特定のルールに違反したプレーヤーに対して初めて与えられる注意である。同一ルールの再違反時にはペナルティスローが課される。
- 警告となるルール違反の宣告は、確認を必要とせず有効となる。
- 警告はラウンド間、またはプレーオフには持ち越されない。
- ペナルティスローとは、ルール違反、またはルールによりライの位置を変更する場合に、プレーヤーのスコアに加算されるスローである。
- プレーヤーによるルール違反の宣告が1つ以上のペナルティスローを伴う場合、その宣告は、グループ内の別のプレーヤー、もしくはトーナメントオフィシャルによる確認がなければ有効とならない。
- プレーヤーが自らの違反を宣告した場合、その宣告は、グループ内のプレーヤーまたはトーナメントオフィシャルによる異議がない限り、確認を要せず有効となる。
- 失格となったプレーヤーは、そのイベントへの競技参加を以後禁止され、賞金または賞品を獲得する権利を失う。プレーヤーを失格にできるのは、トーナメントディレクター(またはトーナメントディレクターから特別に権限を与えられたトーナメントオフィシャル)のみである。
- 1つのスローまたは行為が複数のルールに基づきペナルティの対象となる場合は、最も多くのペナルティスローが課されるルールを適用する。同数のペナルティスローが定められている場合は、最初に違反したルールを適用する。
- ディスクの飛行、位置、または状態が不確かである場合は、グループが判断を行う。
- 最初の投票には、スローを行ったプレーヤーを除く全プレーヤーが参加しなければならない。最も多くの票を得た選択肢が、グループの判断となる。
- スローを行ったプレーヤーは簡潔に自分の意見を述べることはできるが、特定の結論に向けて議論したり、働きかけたりしてはならない。議論または働きかけを行ったプレーヤーは礼儀違反となる(812「礼儀」参照)。
- 最初の投票が同数となった場合、その同数を解消するために、スローを行ったプレーヤーが投票しなければならない。
- プレーヤーがグループ投票を棄権できるのは、身体的にその場にいなかった場合に限られる。それ以外の棄権は礼儀違反となる(812「礼儀」参照)。
801.02 Enforcement