日本オープン大会所感
Update:2007/11/07
10月27日(土)28日(日)の両日に渡り、香川県小豆島ホテルオリビアンミニゴルフ場特設コースにおいて、プロ部門36人・アマ部門29人の参加により第9回日本オープンディスクゴルフトーナメントが開催されました。
会場は小豆島の西向き丘陵斜面にある手入れの行き届いた綺麗なボールゴルフショートコースと多目的グランドに12ホールを設置。手入れの行き届いた美しいコースですが、高低差が大きくディスクのコントールが難しい上に、移動に体力を必要とする厳しいコースとなりました。コースは12ホール・パー40・プロ全長1346m・アマ全長1248mというパー4設定のホールを多く、またOBを各所に設置し、攻め方と落とし所を良く考える必要があるコースを設定しました。幸い2日間共天気は晴れ、コースからは瀬戸内海の島々と美しい夕陽を見ることができましたが、初日は小豆島にしては珍しい強風が吹き、海からの吹き上げて来る風により、多くのプレーヤーが特に9番アイランドホール等で苦労する結果となりました。
プロ・オープン部門は梶山学、菊地両選手が大接戦を繰り広げましたが、梶山学選手が1打差で逃げ切り6月の日本選手権に続き、本年度二つ目、そして本年度全てのメジャータイトルを獲得しました。プロ・レディース部門は日本チャンピオン塚本選手の追い上げを辛くもかわし福原有希選手が見事メジャータイトル初優勝を成し遂げました。また、プロ・マスター部門では坂井秀勝選手が余裕の10打差で優勝しました。特筆すべきはアマ・アドバンス部門、佐藤弘幸選手と千葉昌一選手が決勝を終えてタイとなりサドンデスのプレーオフを繰り広げ、3ホール目、大勢の観客が見守る中見事に佐藤選手が決着をつけるパットを決めて優勝しました。
尚、大会翌日より、会場となりましたホテルオリビアンミニゴルフコースに常設のディスクゴルフコース(9ホール)がオープン致しました。是非、皆様プレーを楽しみに来てください。
大会運営に関し、多くの参加賞や賞品、県知事賞等を用意していただき多大なるご協力をいただきました香川県ディスクゴルフ協会、ボランティアスタッフの皆様、会場を提供してくださいましたホテルオリビアンの皆様、多くの協賛とご協力をいただきました(株)ヒーロー、JPDGAスタッフの皆様、まことにありがとうございました。
最後に、参加してくださった選手の皆様、度重なるスケジュールの変更とプレーホール数の削減(プロ部門)等により多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。まことに申し訳ありませんでした。今回の反省を今後に是非生かしていく所存ですので今後とも何卒よろしくお願いいたします。
JPDGA 川崎 篤人