09USマスター(9/11-13ラ ミラダ.CA.USA)
Update:2009/10/22
~日本選手07に続いて2年ぶり参戦・白井・坂井・柿本~
早いもので、前回USマスター選手権に参加して、もう2年が過ぎた。07年は、岸さんとの参戦であったが、今回は、坂井さん、柿本さんと3名での参加となった。
綺麗に刈り込まれた芝生、気持ちのいい青空、バージョンアップしたコースレイアウト、2年前に味わった新鮮な感覚が、再び甦った。
この素晴しい機会を与えてくれたJPDGA・(株)ヒーロー初め関係者に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
我々3名は、9/8午後の便で成田を出発。現地には9/8午前中に到着した。3人は、はやる気持ちを抑えきれずコースに直行^0^07年USマスターのコースを1ラウンドした。
コースは、前回のフロント10ホールから9ホールに変更され、前半後半のバランスが良くなった。しかし、その分距離が延びたホールが4ホールになり、コースレイティングもアップしていた。(パー69)よく考えられたコース設定は、USDGCを思わせる。コースの難しさも、2つのコースは類似している。ただ、USDGCのように、OB設定を設けなくても、自然の地形で難度が上がっている分ストレスは溜まらない。Avで150mをゆうに超えるコースは、ラウンドに4時間以上を費やす。
ラウンドするだけで、いろいろなショットが要求されるレイアウトに加え、11番ホール・アイランドの出現によって、距離感も鍛えられるコースになった。2投目で70~80m離れたアイランドは、横幅はあるものの奥行きが5~6mと選手からクレームの出そうな設定だ。
今日は火曜日。2年前も参加したが、ウィークリートーナメントの日だ。もちろん参戦。午後4時の予定が、5時になってやっとスタート。今回は、常設18Hをラウンドした。大会用のコースも、4~5ホール含まれるなかなか難しいコース。オープントップは40台だった。私は54で確か5位。地元の人たちとの交流があり、本戦出場の選手とのラウンドも参考になった。終わったのは午後8時。これから6泊8日アメリカ・ラ ミラダ生活の始まりだ。
2日目の朝を迎えた。午後はラウンドする選手が増えると見込んで、早朝から練習を始めたが、地元選手らしき数名以外、一日中選手の影も見えない。普段の練習でコースを熟知しているせいか。
今日は3ラウンド行ったが、パー69のコースで1度も70を上回ることなく終わった。来る前からイメージトレーニングをしていたが、なかなか難しい。
ラ ミラダ3日目、今日が練習最終日だ。さすがに、目ぼしい選手がラウンドに姿を見せ始めた。前回気軽に話しかけてくれた、ジム オーツ、ディーン タノック、グレッグ ホスフェルド等など。彼らは、1ラウンドを回ると引き上げていく。我々は、練習しすぎか?今回の遠征で、日本人の練習好きは彼らの中に定着したかもしれない^^);;
いよいよ試合当日。ティータイム方式で行われるため、時間がずれると、目ぼしい選手に付いて回れるのもなかなか良い。私は、時間が早く、坂井さんに何ホールか付いて貰えて、落ち着いたラウンドができる。私のクラス(SGM)では、今回コース設計をしたデイブ ダナペイスが強敵か?ウィークリーで負けた地元の選手も気になる。
ラウンドが進んで、今回の難題11番のアイランドホール(パー4)に来た。刻んで4も可能だが、たとえ刻んでも、乗る保証はない。2投目、約70m、島を横切ってOBパーを狙った。今日は、ラインが良く、アプローチには自信があったが、プレッシャーからか強めに投げ出してしまった。しかしラインがぴったり、ゴール上部のプレートに当たって3mに止まった。このバーディーが功を奏し、初日は67の好スコアとなった。練習でも出なかった60台は上出来の滑り出しだ。坂井さんは初めてということもあって79、練習時間がもう少し欲しかったところだ。柿本さんのクラスは(GML)は参加者が少なく、本人も今一つ乗り切れていない様子だ。
2日目になって、成績順のラウンドとなった。デイブさんとは、ワールドでも何ラウンドか一緒になったが、サイドスローが巧みで勉強になる。
飛距離では20mくらい置いていかれる。アプローチ勝負だが、小技も上手い。11番が来た。私は、また70m、同じラインで再び挑戦。なんと今度はチェーンをヒット1m。デイブさんは、45mのアプローチをサイドスローで上手く横幅を利用してピッタリ5m。
2ラウンドを終わって、トップ、デイブさんとは各ラウンド1打づつ離れ、2打差で2日目を終えた。このラウンドは69。レイティングも990前後となかなか良い。明日は1000を目指して頑張ることにしよう。坂井さん86と攻めた結果か。柿本さんも84と今1つ伸びない。
いよいよ最終日。
レイティング1000を目指してのラウンドとなった。今までは感じなかったが、攻めて見ると、こんなにも難しかったかと改めて感じずにはいられない結果となった。77、木にかする、ショートする、風を読み違えるなど、力みから生まれるミスには必ず1打のペナルティーが跳ね返るコースだ。しかし、トップを行くデイブさんも崩れ78。私が18番ホール最後のパット9mを外した時点で2位が確定した。残念!!!
柿本さんは、91と崩れたものの、中盤で4位の選手に猛追される場面もあったが、後半集中力が戻って3位をキープした。
坂井さんは、みんながスコアを崩す中、3日間でベストとなる78を記録して最終日を締めくくった。
とても楽しい時間だった。「毎年、合宿に来たいね」と3人が口を揃えるほど、魅力的なフィールドだった。予選会も無く、気軽に出られるメジャー大会、40歳以上のプレーヤーは、是非1度参加してみることを勧めたい。
最後になりましたが、今回、長年この大会のTDとしてご苦労をされ、PDGAでも多大な功績のあるティム ソレンスキー氏が大会を前に亡くなられました。心よりご冥福をお祈りいたします。