第18回マスターズ日本選手権兼第7回美浦オープン 大会所感
Update:2023/07/10
川崎(MP50)が総合優勝!!レディースは吉岡(恭)が(FP40)優勝!
~MP50は石原(雅)が、MP60は白井(一)が、それぞれ圧勝!!
~アマチュア総合は、須田(貴)(MA40)優勝.・レディースは草野(FA40)2連覇!
~クラス別のMA60では、クラスを超えて8連覇中の白井(芳)を抑え有賀が優勝
茨城県美浦村で5回目となる第18回マスターズ日本選手権兼第7回美浦オープンが、昨年に引き続き、選手、関係者のご尽力により開催の運びとなりました。
心配された雨は降りませんでしたが、大会の行われた3日間は、かなりの暑さでコンディション調整がラウンドにも影響するほどでした。
そんな中、村の教育委員会をはじめ、ボランティアの協力と、協賛としてINNOVA JAPAN、ディスクゴルフナビ、D.ch等のご尽力により、盛り上がりのある大会が実現できました。関係者の皆様、有難うございました。この場を借りて、お礼申し上げます。
マスターズ日本選手権は、オープン形式で決勝進出者を決める大会となっています。男子プロ部門で上位12名、女子プロ部門で上位4名が決勝進出となっています。アマ部門は、3ラウンド目までの結果で、上位4名が決勝進出となります。総合での上位者が、部門表彰とは別に表彰されます。
<大会前日>
今大会は、公式練習は無く、地元の愛好者を交えて、プロアマトーナメントを開催しています。今年は、初めて40名を超える参加があり、プロ、アマ混じっての楽しいラウンドで、参加者には好評価でした。
<大会本戦>
プロ総合では、石原(雅)が、初日2位に3差をつけてリード、しかし、2位につける川崎が徐々に調子を上げ好スコアを連発。3ラウンド目で石原(雅)を逆転すると、決勝で、猛追する石原(雅)を振り切ってそのまま優勝。2位には、初参加、初優勝を狙った石原(雅)が入りました。3位には、後半浮上した白井(一)が、4位には、決勝で第2グループから大野が食い込みました。決勝では1差を争う白熱した戦いが繰り広げられた中。5位には、4位と1差で三浦、6位タイには、9差を追いついた高山と藤井が入りました。
<部門別>
MP40では、石原(雅)、危なげなく逃げ切って初優勝。2位には、総合でも4位の大野が食い込みました。3位に三浦(総合5位)、4位に嶋(俊)(総合12位)が入りました。
MP50では、総合優勝の川崎に続いたのは、末房、総合でも昨年と同じ10位と決勝進出を果たしました。3位は、こちらも1差を争う接戦が続きましたが、1ラウンド目アンダーパーを記録した大島が入り、福留が4位と、出だしが勝敗に響く結果となりました。
MP60では、1ラウンド目アンダーパーを記録した、4人の争いが続きました。優勝は、決勝時点でトップ藤井と3差の白井(一)が、残り3ホールを連続バーディーとして逆転優勝。2位には(総合6位タイ)の藤井に、決勝で追いついた高山が入りました。4、5位には、2ラウンド目から全てアンダーパーを記録した吉岡(達)(総合8位)と石原(博)(総合9位)が入りました。また、総合で11位に入った金子が6位に食い込みました。
今年も、決勝進出者の12名の内MP60で半数の6人が決勝に進み、レベルの高さをアピールしました。
FP40では、岡山から参加の吉岡(恭)が、関口の追い上げをかわして優勝、関口の2連覇を阻止しました。
今年の女性部門は、FP40のみとなりました。
アマチュア総合は、須田(貴)(MA)が接戦を制して、昨年の雪辱を果たしました。須田(貴)は、安定したラウンドから、一度もトップを明け渡すこと無く逃げ切りました。2位には、後半追い上げた山口、3位には決勝が乗り切れなかった沖田が入りました。4位は、予選3ラウンドを全てアンダーパーとした栖原(栄)が、初の決勝進出を決めました。
<部門別>
今回、アマチュア部門は、MA、MA60、FA40の3部門となりました。
MA60は、強豪がひしめく中、アベレージで60を切る健闘を見せた有賀が、部門をまたいで8連覇中の白井(芳)を抑えて優勝しました。3位は緒方(義)、4位は永野が入りました。
FA40は、草野が圧勝の2連覇。2位には、準決勝で須田(優)を逆転した高野が入りました。
<第7回美浦オープン>
オープンは吉鶴が優勝、オープンLは、兼弘(成)2連覇!!
マスターズ選手権と同時に行われた美浦オープンは、6/24(土)に行われ、2ラウンドで争われました。
参加者25名(オープン15名・レディース10名)と賑やかな大会となりました。
オープン部門は、1R目52のスコアで吉鶴、服部、長岡が頭1つ抜け出したかに見えましたが、2ラウンド目、圧巻の46をマークした吉鶴の圧勝劇となりました。2位には、2ラウンド目50の好スコアで追い上げた嶋(穂)、3位タイには、後半51を出したWaseemと前半トップタイスコアの服部が入りました。
オープンL部門は、1R目快調にリードを広げた兼弘が、トータル3オーバーパーで2位に10差を付け逃げ切り優勝。2位は後半ベストスコアの渡部、1差で西村(友)、同じく1差で佐俣が入りました。
美浦のコースは、距離はさほどないものの、林間でのテクニカルなホールが多く、ストレスも多かったのではないでしょうか。プロ、アマ共に、バーディーの取れるホールが多くある反面、距離、方向性を間違えればOBのリスクがあるアイランドなど。気の抜けないラウンドだったと思います。この季節では、なかなか味わえない暑さと風も含め、十分楽しんで頂けたでしょうか?これから試合が目白押しです。体調管理もしっかり行いましょう。
美浦村のご協力により、今年は、コース内の整備をより充実させて頂きました。
来年も、ぜひご参加ください。より楽しめるコースを準備してお待ちします。
(2023.7 JPDGA白井一夫)
番外編:ホールインワン
今回は、ホールインワンが2つ出ました。
加藤 善 MA40 1日目 18番アイランドホール(2ラウンド目60m)
※目撃者の証言では、低めのサイドスローが、激しくスキップインとの事でした。高山幸司 MP60 2日目 14番ホール(決勝5番ホール65m)
おめでとうございました。(豪華賞品が授与されました)