第11回北海道オープン 大会所感
Update:2022/07/25
2022年 7/2-3 北海道八雲町噴火湾パノラマパーク
北海道オープンもコロナ過2年間の中止を余儀なくされましたが、3年ぶりにここ噴火湾パノラマパークへ帰って来ました。
1週間に8日曇る(在住者談)と言う八雲町ですが、大会開催日には前日までぐずついていた空も嘘のように晴れ渡り、久しぶりの大会開催を祝福するかのようでした。
初回大会以来は参加者の減少を憂慮されていた北海道オープンですが、今年は合計45名(プロ33名、アマ12名)と北海道オープンとしては多くのエントリーがあり、第1回大会以来の盛況となりました。参加人数だけではなく、多くの中堅・若手のトップ選手の参加を得て、競技内容も格段にレベルアップした大会となりました。
さて、大会コースは高台から噴火湾へ向かって投げ込む、如何にも北海道らしいロングホールが印象的ですが、大会本部前に広がるフラットな果樹園(ハスカップ・ブルーベリー・葡萄など)でハスカップをつまみながらのラウンドもまた北海道オープンならではの楽しみです。北海道らしい解放感と戦略的なパー61の18ホールで競技開始です。
プロ・オープンでは2020年・2021年の九州オープンで梶山学と優勝を争い、惜しくも2位に甘んじたPhilip Belt(沖縄)が1ラウンド目に52(-9)をマーク、2位の福田に2ストローク差をつけると、第2ラウンドでは実に44(-17)の驚異的スコアで最後まで他を寄せ付けずトータル195(-40)で優勝。2位福田孝一(愛知)(-28)、3位石原雅敏(千葉)(-16)、4位黒田大輔(大阪)(-7)と北海道オープンの常連が強さを発揮した。2ラウンドを終わって3位に着けていたシメル航(東京)は3ラウンド目に崩れて惜しくも4位(-4)に終わった。
プロ・レディスは渡部麻里(東京)が苦労しながらも危なげなく優勝(+23)。2位伊東礼子(岩手)も健闘した。
プロ・グランドマスターは藤井善行(埼玉)が優勝(+3)。2位伊東格(岩手)(+20)、3位高橋真(秋田)(+23)、4位阿部良博(秋田)となった。
プロ・シニアグランドマスターは第3ラウンドに56(-5)をマークするなど流石の安定感で白井一夫(東京)が優勝(-2)。2位に早川浩一(滋賀)(+14)。3位金子英二(東京)(+18)。4位諸岡通容(東京)(+25)だった。
アマ・アドバンスは1位から4位までが5ストローク差の大接戦となったが、荒波恒平(東京)が準決勝で30(+1)をマークし一歩抜け出すと、そのまま2位タイの二人に1ストローク差で優勝(+14)。2位タイには羽山雄程(東京)と赤石和典(岩手)(+15)。4位に地元の中川匠(北海道)(+19)が入った。
アマ・レディスは佐藤春奈(岩手)がオープンなコースでその飛距離を生かしのびのびプレー、初優勝を飾った(+20)。2位金子恵子(東京)。3位福原美知子(北海道)だった。