第20回中部オープン 大会所感
Update:2021/01/08
第20回中部オープンが愛知県豊橋市三河臨海緑地公園(18H特設)にて、
プロ部門は12月19日-20日の二日間・アマチュア部門は12月20日の1日で開催されました。
三河臨海緑地公園は海のすぐそばに立地しているため風が強く、2日間とも風が選手を苦しめる厳しい大会となりました。
プロ部門47名・アマチュア部門18名の計65名と昨年度以上の方に参加いただき、
プロ部門は、18H×3R+全員準決勝9H+決勝4名9H、アマチュア部門は18H+全員決勝9Hで行いました。
プロ部門
・オープンの部
第1Rから今大会最高スコアの62(パー63)を出した実広選手がそのままの勢いで1日目を1位で終えましたが、第3Rで同じく最高スコアの62を出した福田選手が1打差で1位に踊り出ました。その勢いのまま、準決勝・決勝とスコアを伸ばし2位に13打差つけ、圧巻の中部OP初優勝となりました。
2位はタイで、今大会最高スコア62を出した吉野選手・決勝で1打差縮め高倉大選手となりました。
4位もタイとなり、坂井佑太朗選手・実広選手となりました。6位も黒田選手・白井選手がタイと大混戦のオープンの部となりました。
・レディスの部
第1Rでレディス唯一のスコア60代の68で回った高木選手が首位を独走し2位の選手に26打差つけての圧巻の優勝となりました。
2位は準決勝終了時点で、渡部選手・中川原選手がタイとなりましたが、
渡部選手が2位。中川原選手と決勝でスコアを伸ばした関口選手が3位タイとなりました。
・マスターの部
第2Rでマスターの部唯一の60代69で回った丹治選手が2位山本友一選手と1打差で1日目を終えました。
2日目も丹治選手が順調にスコアを伸ばし優勝、2位に山本友一選手と続きました。
・グランドマスターの部
初日から順位が目まぐるしく変わり、3R終了時点で3位が3名という大混戦になりました。
初日2位の高山選手が第3Rで66の好スコアを出し逆転、そのままの勢いで優勝しました。
2位に吉岡選手、3位に小栗選手、1打差の4位タイで高倉選手・早川選手となりました。
・シニアグランドマスターの部
4名での開催となりましたが、ラウンド終える毎に順位が変わる大混戦となりました。第3R終了時点で2位に5打差をつけた大島選手が一歩リードかと思われましたが、準決勝終了時点で1位タイに諸岡選手・木下選手、1打差で3位大島選手、さらに1打差で4位木宮選手となり決勝Rを迎えました。
決勝でも大混戦は続き、1位に諸岡選手、2位タイに木下選手・木宮選手、4位に大島選手となりました。
アマチュア部門
・アドバンスの部
第1Rにアマチュア部門唯一の50代の58(パー58)で回った山本真誉選手が2位に14打差をつけ昨年に引き続き優勝。2位田中選手、3位は3打差で中野遥翔選手となりました。
・マスターの部
第1Rマスター唯一の60代の62で回った中島選手が危なげなくそのまま優勝しました。
決勝Rで3打縮めるも届かず横山選手が5打差で2位、さらに5打差で中野欽章選手となりました。
・グランドマスターレディスの部
吉岡選手1名での開催となりましたが、男子顔負けのスコア65で第1Rを終え、決勝も安定したスコアを出し、優勝しました。
・シニアグランドマスターの部
第1Rで2位に2打差をつけた竹内選手がそのままスコアを伸ばし優勝、2位に4打差で杉浦選手、3位に梅崎選手となりました。
・シニアグランドマスターレディスの部
大会当日に2名キャンセルがあり、急きょ土田選手1名での開催となりましたが、18Hで72・決勝9Hで36と安定したラウンドで優勝しました。
二日間とも強風に襲われ、計10Hの林間コースも待ち構えており、どの部門も順位が目まぐるしく変わる大混戦の2日間となり、選手の皆様には最後まで楽しんでいただけたのではと思います。
また、コロナ禍での開催となり選手・スタッフの皆様には各種感染対策にご協力頂きましてありがとうございました。
また、今大会では一つの試みとして、デジタルスコアカードを実施いたしました。
慣れない操作の中ご協力頂き、ありがとうございました。
大会期間中のスコアのつけやすさや計算の手間が省略できるなどメリットを感じられましたが、
何よりも大会後に各選手のスコアの詳細を見て、大会を振り返ることができ来年度の中部OPの意気込みに繋がると感じました。
最後に、ショップや商品、参加賞とご協賛いただきましたとやまフライングディスクストア様、1か月以上に及ぶ草刈りや設営・運営にご協力頂きましたスタッフの皆様、毎年公園使用にご協力いただいております公園使用者・管理者の皆様ありがとうございます。
来年度もよろしくお願いいたします。
一般社団法人愛知県フライングディスク協会 事務局 前田