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6月8日と9日、坂井市海浜自然公園にて第2回福井オープンディスクゴルフトーナメントが開催されました。例年であれば梅雨が気になる時期ですが、両日とも夏のような晴天に恵まれ、プロ部門35名、アマチュア部門23名のプレーヤーにより、熱い戦いが繰り広げられました。今回の試みとして、日本海が真横にある芝生広場をコースに含め、いわゆるリンクスコースに2ゴールを設けました。「日本海の風を攻略する者が福井オープンを制す」とも言える大会でした。

◎6日(木)~7日(金) 地元の児童、スポーツ普及員の皆さんにドッジビー講習
一足先に福井入りされた菊地選手や日本ドッジビー協会さん、(株)ヒーローさんにより、地元の小学校3校と、坂井市と福井市の体育館でドッジビー講習を開催されました。トップレベルのプレーヤー、講師陣による指導方法はとてもすばらしく、参加者はとても楽しそうに、そして大人の方も子供のように楽しんで受講いただきました。ドッジビーを通じてフライングディスクスポーツを愛好され、ぜひディスクゴルフにも挑戦していただきたいと思います。

◎フライングディスクフェスティバルも同時開催
大会期間中には(株)ヒーローさんの協力により、一般の方を対象にドッジビーやミニコースによるディスクゴルフ体験、ディスゲッターなど楽しめるフェスティバルも開催されました。坂井市役所様より告知いただいたこともあり、多数の市民様に来場いただきました。中でも注目はディスクドッグ。福井ではディスクドッグは馴染みがないこともあり、訪れたファミリーの皆さんからは歓声が上がるなど、ワンちゃんからもフライングデイスクの楽しさを伝えていただきました。

◎本戦
プロ・オープン部門は2日目に実広選手を逆転した菊地哲也選手が独走し、決勝Rを制し優勝致しました。プロ・レディース部門は第1ラウンドからトップとなった福原有希選手が逃げ切って優勝。プロ・マスター部門は混戦の中、川崎篤人選手が抜け出し優勝。プロ・グランド・マスター部門は5名が決勝に進出する中、大滝朗選手が見事に優勝されました。
アマ・アドバンス部門優勝は高野修一選手、アドバンス・レディース部門優勝は森田早苗選手、アマ・マスター部門優勝は久野大輔選手、 アマ・グランドマスター部門優勝は神山吉孝選手、アマ・シニア・グランドマスター部門優勝は森田陽一選手、いずれの選手も福井オープン初優勝おめでとうございます。中でも菊地哲也選手は通算30勝目を飾る節目となりました。

今回は地元から9名がエントリー(プロ部門4名、アマ部門5名)し、昨年は3名だったことを振り返りますと、着実に福井県内のディスクゴルファーが増えていることを実感した大会でもありました。ひとえに県外の皆様のご支援によるものであり、ぜひ今後ともお力添えをいただきたいと思います。

大会運営においては、主役である選手の皆さん、今年もすばらしいコースをご提供いただいた坂井市さん、フェスティバルで大会を盛り上げていただいた(株)ヒーローの皆さん、そして運営をサポートいただいたボランティアスタッフさん、皆様のご協力の下、大会は無事閉幕しました。スタッフ一同深く感謝を申し上げます。
来年の第3回大会もこの三国の地で皆さんとお会いできる日を心待ちにしております。

福井県ディスクゴルフ協会設立準備室  発起人 久野 真