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2年振りとなる第7回高知オープン(兼第15回中四国オープン)が、3月2日(土)・3日(日)に高知工科大学と併設する鏡野公園内の特設コースにて開催されました。

コースは大学・公園共に安全面への配慮からかなりコンパクトな設計となりましたが,林間・タイトなOB設定により18H気を抜けないコース。 気温は連日暖かい中でのラウンドとなりましたが、初日には13~15m/s の風が吹き荒れ、1日目を終えてトップスコアが+3(黒田・大石)と苦戦を強いられました。夜のプレイヤーズパーティーでは店内にも関わらず恒例のパッティングコンペ。終始パーフェクトで優勝をさらったのは、今シーズンから本格的にJPDGAツアー参戦のAndy Painter選手でした。
2日目には風も落ち着き、好スコアが期待されましたが、プロ部門はいずれも今一つスコアが伸びず我慢の展開。レディース部門では福原選手、グランドマスターでは吉岡選手が着実なラウンドで抜け出しトップをキープ。安定したプレイでそのまま優勝。グランドマスター常勝の金子選手は2位でしたが、終始吉岡選手を脅かし存在感を示しました。
プロオープン部門は決勝を終えて白井・大石選手が1位争い、金谷・黒田選手が3位争いのプレーオフ。最後は東京勢が底力を見せ、白井選手が優勝。金谷選手が嬉しいツアー戦初表彰台を手にしました。マスター部門も1打を争う接戦の中、坂井選手が逃げ切り優勝。決勝を26(-1)と追い上げた岡上選手が強豪千葉選手を抑えて2位に食い込みました。
アマアドバンスではプロティー使用にも関わらず日本チャンピオンの山口選手がオープンでも4位に食い込む1R57の好スコアの勢いで優勝。2位争いは吉田選手に地元中町選手が食らいつき、決勝でも決着がつかずこれまたプレーオフ。ここでは飛距離に勝る吉田選手が勝利を収めました。アママスター部門ではアマトップスコアで竹内選手が貫録の優勝。アマグランドマスターでは地元田村選手がプレーオフを制し優勝。グランドマスターレディースでは小谷選手、シニアでは南選手、シニアレディースでは土屋選手が上位部門と遜色ないスコアでそれぞれ優勝しました。
今回、運営に関して至らない点も多かったと思いますが、入賞選手の皆様には高知の名産フルーツトマトと芋けんぴを喜んで頂き、うれしく思います。また、開催にあって協力頂いたJPDGA・Disc Sports・香美市教育委員会・高知工科大学様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
 西日本では公式戦が減ってきておりますが、高知県協会では来年の高知オープンの実現に向けて協会員全体で盛り上げていきたいと思っておりますので、今後とも是非よろしくお願いします。

高知県ディスクゴルフ協会 競技部長  大石 大