第12回東北オープンが、10月7日．8日、秋田県由利本荘市水林スポーツ公園に於いてプロアマ67名の
参加により開催されました。
東北オープンといえば強風と雨がつきものでしたが、2日間とも晴天に恵まれ、絶好のディスクゴルフ日和となりました。



プロオープン決勝進出者はトップから順に松田選手、白井選手に地元秋田の佐々木（晃）選手、大滝（陽）選手。
優勝争いは５打差の上位の２人に絞られ、スコアが動いたのは、３ホール目の１２番。

日本海を望む投げおろし１０２ｍ。
トップの松田選手はこれまでどおり大きなアンハイで狙うも、角度が甘く左に返り、ゴールのエリアノータッチ
のＯＢ、リティー。
続く２位で５打差の白井選手は真逆のラインからブリザードボスを十分ストレートラインで伸ばしたハイザースロー。
高いラインを確保し狙いどおりかと思われたが、木にヒットし約１５ｍを残す。
しかし、これまでやや低調だった白井選手の鬼パットが突然目覚め、このゲーム最高の集中でこのロングバーディー
パットを見事に沈め一気に３打詰めることに成功。
その後は続く２ホールで一気呵成にトップと並び、最終ホールでも決着がつかず、サドンデスに突中。

１番ホールを使用した延長戦は、ティーショットでお互い力が入りバディーチャンスにつけることが
できず、ケージ越えの変則的なアプローチをお互い無難に決めるも、松田選手のパーパットは「６ｍ」残す。
慎重なルーティーン、観客全員が見つめたエビアパターは、無念にチェーンにはじかれかごの外へ・・・。

白井選手が更なる進化を見せつけ、見事プロオープンの優勝を決めました。

プロアマ各部門優勝者の皆様、おめでとうございました。

入賞者の皆様、そして残念ながら入賞できなかった皆様も来年は優勝をめざして、また東北オープンへ
お越し下さいますようスタッフ一同より、お願い申し上げます。

最後に、今回の開催にあたりまして御協力くださいました岩手県協会の皆様、JPDGAの皆様、由利本荘
市の皆様、プロ決勝のアナウンスに御協力くださいました望月様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。　

秋田県ディスクゴルフ協会　　事務局　　藤村　成