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今回は第64回全国レク大会との同時開催での第18回東海オープンであり、アマ部門も両日に実施したことで過去最高の77名のエントリーとなった。予想以上に全国レクとの同時開催に準備時間が費やされ、諸問題も発生したが、何とか開催にこぎつけることができた。



準備に奔走したおかげか、今回のように富士山を背に両日とも好天に恵まれ、風をそれほど意識せず霧にも悩まされることなく大会が終了できたことは、富士山こどもの国で9回目の大会であるが今までに記憶にない。

プロ部門は34名の参加であったが凄いスコアが出た。東海OP初参加の梶山選手が48,46,43と着実にスコアアップを図り、準決勝前にその時点で2位の川崎選手に9打差をつけ、世界レベルの実力を見せてくれていた。このコース設定であればトップのスコアは平均6~7アンダーを予想はしたが、今回は150クラスでもあることからトップ選手も意外に苦戦することもあるかと思っていたが、梶山選手のショットの正確さには目を見張るものがあった。そのまま圧倒的な強さで大会史上最小スコア-31で初優勝、2位に実広選手、3位に川崎選手が実力どおり入賞となった。レディスでは金谷選手が1R目から常にリードを守り、2位稲見選手に11打差をつけ+8で優勝、マスターでは坂井選手がー6アンダー、グランドマスターで桜井選手が+5で優勝し、梶山選手以外の優勝者は全員が歴代の優勝者であった。

アマ部門では初めて1日大会を両日開催した結果、延べ38名の参加者であったが、土曜日の参加者が13名と予想よりやや少なかったのが残念であった。アマはプロ以上に白熱した戦いとなったが、7日のアドバンス田中選手はー7とプロ顔負けの好スコアで優勝した。また、ジュニアでは両日に渡り実広太陽選手と兼弘成望選手が熱戦を繰り広げ、7日のU16ではサドンデスプレーオフの結果、実広選手が兼弘選手を振り切り初優勝を飾った。

最後に皆さんにお知らせがあります。9年間に渡り東海オープンを事故なく開催できたのは参加して頂いた選手の皆様の他、協賛並びに運営に協力いただいたヒーロー、JPDGA本部、そして富士山こどもの国の皆様のおかげと静岡県協会一同感謝しております。
県協会のメンバーも高齢化が進み、ここで一度充電させていただき、また公式戦を開ける状況になれば行いたいと思っています。その時はよろしくお願いします、本当にありがとうございました。
今後も地元でのディスクゴルフの普及活動は富士山こどもの国を中心に行っていきますので、近くにお越しの際はぜひお寄りください。

静岡県ディスクゴルフ協会 事務局長 原田義明