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第14回関東オープンは8月21-22日、宇都宮市清原工業団地3号緑地で開催されました。


例年の27ホールからテクニカルな18ホールへ、参加人数もプロ部門47名、アマ部門75名、合計 122名、北は秋田、岩手から南は福岡まで全国各地から参加いただきました。

今年のコースデザインは坂井秀勝氏が行い、Aプール(プロ部門オープン、マスター、グランドマス ター)70~189m、計2,206m(平均123m)、Bプール(プロ部門レディス、アマ部門)50~146 m、計1,732m(平均96m)のロングコースとなりました。 1番HはA-70m、B-50mのアイラン ドホールですが、ティーからゴールまでの間、膝までの草が生えているため弱めのストレートを投げ ると草むらに吸い込まれてしまいます。 2番HはA-176m、B-118mで、ゴールの前に円形の 柵で囲まれた古墳があり、アプローチを失敗すると柵の中に入れてしまいます。 5番HはA・B- 146m、7番HはA-139m、B-100mで、共にアップ、ダウンのブラインドホールです。 8番Hは A-107m、B-96mで、ティーは同じですが途中A、B別のダブルマンダトリーを通過させます。
11番~12番H、17番HはOBラインでコース幅が絞られてます。 13番Hはアスファルト道路上のティーからA-80m、B-60mを、道路に沿ってゴールの島(アイランドではありません)に投げ入れます。 14番Hはダブルマンダトリーが2ヶ所あります。 16番HはA-153m、B-83mで、全ホールの中で一番きれいなコースかと思います。 18番HはA-189m、B-122mで、数十本ある桜の枝が屋根状となり、投げ上げができないAプール最長コースとなりました。

【プロ部門】
オープン
今年のオープン決勝は近年にないドラマがありました。 準決勝を5位以下に10投以上差を付けて、 実広、梶山、白井、川崎の順。 1位から4位まで4投差の中での決勝となり、 逃切りを計った実広、 1投差の逆転を計った梶山、その二人に追いついた川崎、白井。 決勝戦終了時のスコアは 258(パー:272)で実広、川崎が同率首位。 スコア259(1投差)で梶山、白井が同率3位。
なんと、1投差の中に4人が並んでしまいました。 そして優勝を決めるサドンデス。
2ホール目で決着が付き、結果、1位実広選手、2位川崎選手、3位梶山選手、白井選手。
最後の最後までギャラリーを湧かせるプレーを見せてくれました。

レディス
予選ラウンドから終始安定したプレーを見せた塚本が優勝。
結果、1位塚本選手、2位金谷選手、3位福原選手、4位稲見選手。

マスター
予選第1日目終了時、藤井、坂井、江原、工藤の順に各々1投差で並んでいましたが、翌日の予選 3ラウンドで昨日の不満を一気に吐き出した工藤がその後逃げ切り、優勝。 坂井も追いつけず。
結果、1位工藤選手、2位坂井選手、3位江原選手、4位藤井選手。

グランドマスター
こちらも予選ラウンドから終始安定したプレーを見せ、2位以下に20投以上の差を付けて優勝した のは勿論、地元、栃木の六本木。 そして予選第3ラウンドで3位の大島に追いついた地元、阿久津。
結果、1位六本木選手、2位諸岡選手、3位阿久津選手、4位大島選手。

【アマ部門】
アドバンス・男子
ついに出ました、六本木に続く、栃木の新星(?)花園。 2位以下に15投以上の差を付け優勝。
また3位から6位までに各々1投差で5人が並ぶほどの熱戦が展開されましたが地元、岡安が混戦 を制し3位となりました。 結果、1位花園選手、2位横田選手、3位岡安選手。

アドバンス・女子
予選ラウンドから終始安定したプレーを見せた渡辺(亜)が優勝。
また女子も3位から5位までに各々1投差で3人が並ぶほどの熱戦が展開されましたが地元、岩澤が混戦を制し3位となりました。 結果、1位渡辺亜衣選手、2位浅谷選手、3位岩澤選手。

マスター・男子
決勝ラウンドで1、2位逆転。 関東OP初参戦、地元の篠崎が3位入賞。
結果、1位高倉選手、2位鈴木選手、3位篠崎選手。

グランドマスター・男子
予選ラウンドから終始安定したプレーを見せた伊藤が優勝。 決勝ラウンドで2、3位逆転。
結果、1位伊藤選手、2位白井選手、3位井上選手。

グランドマスター・女子
こちらも予選ラウンドから終始安定したプレーを見せた、佐藤が優勝。 決勝ラウンドで2、3位逆転し、地元の山口が2位入賞。 結果、1位佐藤選手、2位山口選手、3位伊藤選手。

シニアグランドマスター・男子
予選ラウンドから終始安定したプレーを見せ、13番(60m)でホールインワンを出した重松が優勝。
2~5位までが5投差以内の混戦模様。 結果、1位重松選手、2位緒方選手、3位山田選手。

シニアグランドマスター・女子
こちらも予選ラウンドから終始安定したプレーを見せた、三浦が優勝。 決勝ラウンドで2、3位逆転
結果、1位三浦選手、2位緒方選手、3位佐藤選手。

レジェンド・男子
予選ラウンドから終始安定したプレーを見せた、有賀が優勝。 決勝ラウンドで2位3位が...
結果、1位有賀選手、2位坂口選手、和田選手。

ジュニア
U10からU16の4人が頑張りました。 なかでもU10の実広太陽くん。
結果、1位白石萌さん、2位実広太陽くん、3位兼弘成望さん、4位青木優樹さん。
以上、プロ部門、アマ部門、入賞された選手の皆様、おめでとうございます。

最後になりますが、大会運営にご協力いただきました川崎さん、白井さん、坂井さん、渡部さん、 平成23年開催、栃木「全国スポレク祭」の代表、とちまるくんに感謝申し上げます。
そして今年も参加していただきました選手の皆様に感謝し御礼申し上げます。
ありがとうございました。

TD 阿久津 英隆