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3月21日22日の両日に渡りプロ予選18H(パー57)準決勝9H(パー29)決勝9H(パー27)。アマ予選18H(パー57)決勝9H(パー27)で、プロ17名、アマ15名の参加者を得て、第5回高知オープンディスクゴルフトーナメントが行われました。

高知でも3本の指に入る桜の名所である、県立鏡野公園及び隣接の高知工科大学ということで、プロ1日目は好天に恵まれ花見客で混雑しました。その為人出を避ける処置として1R目は午前中まだまばらな公園側9Hを2度回りました。(パー58)で梶山能(福岡)が53。それを梶山学(福岡)、松田(栃木)が55で追う形で始まりました。
 午後からの2R目は大学側9Hを2回。(パー56)で梶山学が今大会コースレコードとなる49でトップに、これを松田が1打差で追う展開で初日を終えました。
 2日目は生憎の荒天の中(同じく高知で開催中のヨコハマタイヤ・プロギア女子ゴルフは中止になるほどの大雨)、松田が52と安定したスコアでトップに。準決勝では梶山学が再びトップに並び、目の離せない優勝争いの決勝終盤。今大会の名物ホール、誰が呼んだか「三十三間堂」で梶山痛恨のボギー。これが明暗を分け、松田が1打差のトータル208で優勝。
 レディースでは野中(福岡)が初日予選で1R59、2R59と素晴らしいスコアでトップをキープ。準決、決勝で塚本(福岡)に追い上げられましたが、2打差の246で優勝。
 マスターは予選から決勝まで安定したスコアでトップを走り続けた吉岡(岡山)が他を寄せ付けず227で優勝。
アマ部門では、アドバンスは石川(富山)、早川(滋賀)、松井(高知)がトータル92で三つ巴の決定戦にもつれこみ、石川が優勝。松井はロングホールでのフロントティーというアドバンテージを抜きにしても、13歳(中1)でのトップタイには今後の成長を期待するところです。
レディースは吉岡(岡山)が他を圧倒しての91。グランドマスターは小割(岡山)が90で、それぞれ優勝しました。
みなさん、おめでとうございました。
特筆は、プロ予選2R9H(池超え)において長岡(福岡)がエースを達成ました。4位にも入った16歳は、今後が期待されます。
今大会は初の試みとしてOBを極限まで無くしたことで、プロを含めて腰まで水に浸かった池からのショットや名(迷?)物コースとなった「三十三間堂」でしか見られない、滑らせるショットなど、珍しいパフォーマンスもありました。参加者の多くから「高知でしか味わえない」との評価をいただけたことを主催協会として嬉しく思います。
最後に荒天により進行が遅れ、大幅に予定時間を過ぎたことを参加者全員にお詫びいたします。また、大会を盛り上げてくださった遠方よりの参加者に心よりお礼申しあげますとともに開催から運営まで、多大なご協力をくださった方々に感謝いたします。
今年参加した方はもちろん、できなかった方は是非来年。

「春は高知へ来てみいや。」
                             
高知県ディスクゴルフ協会 競技部長 大石雅省