2026年からの新ポイントランキングに関するお知らせUpdate:2025/12/28
日本ディスクゴルフ協会(JPDGA)は、2026年シーズンよりポイントランキングを刷新いたします。
適用開始時期:2026年シーズン(2026年1月開催大会)から 本ページでは、変更の背景や従来のポイントランキングにあった課題、そして新ポイントランキングのシステム説明を記載しております。なお、一定期間運用した後、会員の皆様からご意見・ご感想を募集する機会を改めて設ける予定です。実際の運用状況を踏まえながら、今後も継続的に調整・改善して参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 ※名称補足 大会クラス:大会で開催されるクラス 出場クラス:プレーヤーが大会で実際にプレーしたクラス 登録クラス:JPDGA会員登録時に年齢(当該シーズンの12月31日時点)で自動的に振り分けられるクラス 1.変更の背景 課題① 従来のポイントランキングでは、参加人数が異なるクラスでも同じポイントが付与されていました。その結果、1名のみ参加するクラスの優勝と、10名が参加するクラスの優勝が同じ評価となり、実際の競争環境や大会規模がランキングに十分反映されないという課題がありました。 課題② 日本では大会毎に開催される大会クラスが異なることが多く、また大会数も限られることから、開催される数が少ないクラスはポイントを貯めにくい。結果としてポイントが分散しやすい状況が生まれていました。 課題③ 日本オープンのような単一クラス大会や、大会クラスの不成立時の統合においては、例外的なポイント処理が必要となり、大会主催者側にとっても運用ルールが複雑で分かりにくいという課題がありました。 2.新ポイントランキングの基本方針 ①大会規模と競争環境を反映した基礎点方式のポイント付与 最下位選手のポイントを基礎点とし、順位が1つ上がるごとに基礎点を加算します。より多くの選手が参加するクラスで上位に入るほど、高い評価が得られる制度とします。基礎点はPDGAと同様の点数を採用します。 ②大会クラスに左右されず、個人にポイントが蓄積される仕組み 出場結果に応じたポイントを個人に付与します。大会クラスに関係なくポイントを獲得できます。 ③例外処理を減らしたシンプルで分かりやすい運用 参加ポイントという分類はなくなり、基礎点表をベースにポイントを付与します。不成立クラスや単一クラス大会においても一貫したルールを適用し、運用の簡素化と分かりやすさを重視します。 3.ポイント付与対象 対象期間:当該年1月1日〜12月31日 対象者:JPDGA有効会員 ※大会終了日までに会員登録すれば当該大会のポイントを付与 対象大会:日本ディスクゴルフ協会(JPDGA)公認大会(NT・ABT・LT) 対象外大会:チーム戦、ダブルス戦、マッチプレー戦、大会ラウンドホール数が18ホール未満の大会 4.基礎点
※PDGAdivisions_ratings_points_factors_11212025.pdfに基づいた数値 5.年間ポイントランキング(Raw Point Ranking) 該当シーズンの1月1日から12月31日までに獲得したポイントの合計で、プロ、アマチュア、ジュニア毎の「年間ポイントランキング」を公開します。このランキングは「Raw Point Ranking」と位置づけ、クラス差や年齢差を補正しない、純粋な競技結果を示す指標です。「年間ポイントランキング」は公表のみとし、2026年に関しては表彰を行いません。 ■ポイントの獲得方法 対象大会で順位が確定したすべての選手に「大会ランクと出場クラスに応じた基礎点」×「出場人数・順位に応じた点数」に基づいたポイントを付与します。 ※登録部門と異なる部門で獲得したポイントは「年間ポイントランキング」集計においては集計対象から除外されます。 6.年齢別ポイントランキング(表彰対象) 年齢別ポイントランキングは、登録クラス毎のポイントランキングです。出場クラスではなく、年齢による登録クラスの基礎点に置き換えて算出されます。出場クラスによる基礎点の違いが解消され、大会規模と順位のみを反映したポイントとなります。また、登録クラスに出場したプレーヤーと、上位クラスに出場したプレーヤーは係数により差を設けることで、年齢に応じた「成果をたたえる表彰」に適したランキングとしています。 ■ポイントの獲得方法 対象大会で順位が確定したすべての選手に「大会ランクに応じた登録クラスの基礎点」×「出場人数・順位に応じた点数」×「係数」に基づいたポイントを付与します。 ■係数 ・登録クラスに出場した際→1倍 ・上位クラスに出場した際→1.05倍 ■表彰対象・表彰特典 各クラスの上位10%は表彰としてメタルミニマーカーディスクが授与されます。 プロ部門登録クラス | MPO,FPO,MP40,FP40,MP50,FP50,MP60,FP60 アマチュア部門登録クラス | MA1,FA1,MA40,FA40,MA50,FA50,MA60,FA60,MA70,FA70 ジュニア部門登録クラス | MJ18,FJ18,MJ15,FJ15,MJ12,FJ12,MJ10,FJ10 表彰対象者のタイの扱い:より多くのイベントに出場したプレイヤーが勝者となります。イベント出場数も同じ場合は同点のままとなります。 ※2026年からの新ポイントランキングへの移行に伴い、海外渡航費補助は一旦、副賞の位置付けから除外いたします。海外渡航費補助につきましては、「選手強化・競技力向上を目的とした支援制度」として改めて検討を行い、より適切な形での実施を目指します。 7.その他 Webサイトのリニューアルに伴い、2026年シーズンのポイントランキングは一時的に簡易表示となります。正式版につきましては、準備が整い次第、順次公開予定です。 ポイント付与に関するQ&A Q1:私は10人が参加しているLT大会のMPOクラスに出場しました。私とAさん・Bさんの3名が5位タイでした。私は「年間ポイントランキング」で何ポイント獲得できますか? A1:5位タイの3名には5位のポイントが付与されます。したがって、あなた・Aさん・Bさんの全員が30ポイントを獲得します。また、あなたたちの次の順位は8位になるので、当該選手は8位のポイント(=15ポイント)を獲得することになります。 Q2:私とA・B・C・Dの5名の選手がLT大会のMP50クラスに出場しました。スコアは、私=54、A=56、B=58C・D=60でした。「年間ポイントランキング」でそれぞれ何ポイント獲得できますか? A2:あなた=15ポイント、Aさん=12ポイント、Bさん=9ポイント、Cさん・Dさん=6ポイントとなります。CさんとDさんは4位タイの成績なので、4位のポイントを獲得します。 Q3:私は登録クラスがMP40で、10人が参加しているLT大会のMPOクラスに出場して5位になりました。「年齢別ポイントランキング」では、私は何ポイント獲得できますか? A3:「年齢別ポイントランキング」では、出場クラスではなく登録クラスの基礎点を用いてポイントを算出します。LT大会のMP40クラスの基礎点4と、出場人数・順位に応じた点数6をかけた24ポイントに、上位のクラスであるMPOに出場しているため、係数1.05倍が適用され、25.2があなたのポイントとなります。 Q4:アマ(ジュニア)登録の選手がプロ部門に出場した場合やプロ登録の選手がアマ部門に出場した場合、ポイントは獲得できますか? A4:出場した大会クラス及び出場クラスに基づいたポイントを獲得できますが、登録部門と異なる部門で獲得したポイントは、「年間ポイントランキング」集計においては集計対象から除外されます。「年齢別ポイントランキング」では出場する部門を問わず、全てのポイントを登録クラスに置き換えて集計されるため、例えばMJ18のAさんがMPOに出場した場合、MJ18の基礎点に置き換えたポイントを獲得します。 Q5:プロ・アマ部門の区分がなく「オープン・レディス」部門だけの募集になっているJPDGA公式戦に出場した場合のポイントはどのように付与されますか? A5:プロ・アマ部門の区分がなくクラスだけが分かれている場合は、次のようにポイントが付与されます。 ①当該大会の大会ランクに基づき、かつクラスはアマ部門のクラス名に置き換えて、基礎点数を算出します。(例:オープン=MA1、グランドマスター=MA50) ②プロ登録・アマ登録に関係なく、当該大会で獲得したポイントは「年間ポイントランキング」、「年齢別ポイントランキング」集計対象とします。 ■本件に関するお問い合わせ JPDGA事務局 Tel:03-6403-5611(平日午前9時~午後5時) E-mail : office@jpdga.jp 業務時間 : 平日午前9時~午後5時(メールは24時間受信可) |
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