null null null

国営武蔵丘陵森林公園で開催するディスクゴルフの公式戦は約20年ぶりの開催となりました。国内屈指の投げ上げ、投げ下げのある特設コースをプロ部門は18ホールを2ラウンドを2日間。計4ラウンドしていただきました。
アマ部門は1day大会のため、18ホールを2ラウンドしていただきました。公式戦と非公式戦の両方にエントリーいただいたアマ部門の方にはプロ部門同様のラウンドをしていただきました。

・参加者数
参加者数:プロ部門12名、アマチュア部門(公式戦)43名、アマチュア部門(非公式戦)12名の延べ参加者数67名となりました。海外から日本に来ていた外国籍の選手がプロ部門1名、アマチュア部門3名参加され、日本でのディスクゴルフの大会を楽しんでいただくことが出来ました。

・情報発信
埼玉県ディスクゴルフ協会、埼玉県フライングディスク協会のSNS(Instagram、Facebook、X)を駆使して情報発信を行いました。また、国営武蔵丘陵森林公園のHPでも大会周知を行っていただきました。

・前日練習
大会前日の午前中からコース設営、大会前日の午後から公式練習を開始しました。

・プレイヤーズミーティング、コース説明
埼玉県ディスクゴルフ協会公式YouTubeに大会1週間前に「プレイヤーズミーティング、コース説明動画」及び「コース紹介動画」をアップし、事前に参加される選手の方々に見てもらうように案内しました。こちらを予め実施した理由は3点あります。1点目としては、日本では、大会当日に受付、その後にウォーミングアップ、さらにその後にプレイヤーズミーティング及びコース説明を行うことが多いと思います。せっかく出場する選手がウォーミングアップをしたのにも関わらず、プレイヤーズミーティングやコース説明をその後に実施することで、身体が冷えてしまうことを避けるために予め選手全員に案内をしてご覧いただくようにしました。2点目としては、ディスクゴルフの本場アメリカでの大会のやり方に極力近づけたいということです。出来ること出来ないことはありますが、本場の状況を可能な部分は取り入れることで、今後アメリカなどの国際大会に出場しても迷わないようにするということです。最後に3点目としては、公園入口までの距離があることとなります。国営武蔵丘陵森林公園は日本で最初に誕生した国営公園であり、園路は整備されており、トレッキングコース、サイクリングコースが整備されるなど、林間を楽しめるような空間となっています。その中のディスクゴルフコースは、今回受付を実施させていただきました南口の入口から常設コースのあるエリア前で約1.6㎞、運動広場まで約2.0㎞あります。その距離をまず歩いて行っていただいて、コースへ到着。そこからウォーミングアップ、プレイヤーズミーティングなどを行うと、公園の閉園までに表彰式が終了しないため、今回のような形とさせていただいてきました。

・競技運営について
前回大会までは15ホールを2ラウンドとしておりましたが、今回の大会より、18ホールを確保することができ、公式戦とすることができました。競技運営についても、OBルールの明確化をしたことで、大きなトラブルもなく大会を終えることができました。

・コース
武蔵丘陵森林公園のコースは、地形を生かした投げ上げ、投げ下げのコースになります。常設コースのエリアは主に、林間コース。運動広場のコースは、ほぼ障害物の無いコース。ただし、林間コースと違い芝生上の斜面が多く、ディスクの向きによっては、OBまで転がって行ってしまうという選手も多くおりました。

・デジタルスコアカード
今回大会より、公式戦となったことで、2dayのプロ部門、1dayのアマチュア部門(土曜)は、PDGAのデジタルスコアカードを使用しました。ただし、場所によっては、電波の入らないことがあるため、受付時にパーティーに2枚紙のスコアカードを配布しました。1dayのアマチュア部門(日曜)は、三浦奏選手にTjingを作成いただき、Tjingまたは紙のスコアカードで進行させていただきました。デジタルスコアを使用してもらうことで、スコアの集計などスムーズな大会運用ができました。

・大会結果
公式戦結果については、PDGA LIVE SCOREよりご確認ください。
https://www.pdga.com/tour/event/88091/

1dayアマチュア部門(非公式戦)の結果につきましては、協会SNSよりご確認ください。

また、今後の大会開催方法に関して、アンケートを実施しております。参加された選手の皆さま、また帯同者の方々、さらに大会に参加したかったけどできなかった方も含めまして、ご意見いただければ幸いです。
下記フォームよりよろしくお願いします。
https://forms.gle/1xa7FR7Kr9EbxURT6

・大会を終えて
約20年ぶりとなる国営武蔵丘陵森林公園でのディスクゴルフの公式戦を開催できたことを大変うれしく思います。大会初日は開催時期には珍しいほど天候にも恵まれて、無事に大会を開催できたことをうれしく思います。
毎年、公式戦を開催する方向で公園スタッフの方々ともお話しさせていただいておりますので、楽しみにしていただければと思います。
最後になりましたが、国営武蔵丘陵森林公園のスタッフの皆さま、ご協力いただきました、埼玉県障害者フライングディスク協会様、戸田市ディスクゴルフ協会様、聖学院大学ディスクゴルフ同好会様、群馬県ディスクゴルフ協会(設立準備室)様、innova japan様、そしてご参加いただきました選手の皆さまに感謝いたします。