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2021年まで日本選手権が開催されていた舞子ディスクゴルフパークで昨年に引き続き4大メジャートーナメント(NTナショナルトーナメント)の一つである第2回の「舞子ディスクゴルフクラシック」が開催された。

まずは参加選手が気持ち良くプレーが出来るようにと、いつもながら広大な大会特設コース全体にわたり草刈りを実施していただいた「舞子高原ホテル」の皆様に心より感謝を申し上げます。
そして大会オリジナルディスクを協賛していただいた「Latitude64°」をはじめ、店舗の出店をいただいた「INNOVA JAPAN」「TOBUCANVAS」さらに協賛金も頂いた「とやまフライングディスクストア」映像や写真撮影をお願いした「D.ch」、コース設定と設営・撤収作業では欠かせない「十日町ディスクゴルフクラブ」大会運営の「舞子クラシック実行委員会」そのほかこの大会にご協力いただいたすべての方に深く御礼申し上げます。

大会コースは近年確実にレベルアップしている「プロオープン」、オープン以外の「ミックスプロ」、「アマチュア」の3か所のティーエリアを採用した。
プロオープンは平均129m、ミックスプロは平均113m、アマチュアは平均83m、いずれもPar62の設定となった。
競技部門は「プロオープン」「プロレディース」「ミックスプロ40+」「アマアドバンス」「アマアドバンスレディース」の5部門、予選18ホール×3R、決勝9ホール(全員)で実施された。
プロオープンは舞子では負け無しの梶山学が他を寄せ付けずに圧勝するかと思われた。さすがに1R目にただ一人40台の-13をマークしたが、2R目からは坂井佑太朗、石原雅敏らが猛追し、最終結果は優勝 梶山学 -32 2位 坂井佑太朗 -29 3位 石原雅敏 -26 とスコア的には僅差での連覇となった。
プロオープン部門は全体的にレベルアップが顕著だった。出場選手24名中17名がアンダーバーをマーク、今後もさらなるレベルアップが期待できる内容だった。
プロレディースは前年(第1回)と同じ4名のエントリーだった。今年は渡部麻里が1R目から全てのラウンドをトップスコアで回り、前年の優勝者 飯田美仁に13打差をつけて圧勝した(トータル217 ±0)。プロレディースは今後の出場者増が切に望まれる。
ミックスプロ40+は計14名のエントリーがあった。60+までを含むためスコアのバラツキが予想されたが、優勝者 菊地哲也の-32は順当として、60+の川崎篤人が -18で2位、同じく浜崎徹が -16で3位とアップダウンの激しい舞子にも拘らず実力者は健在だった。
14名中アンダーバーは5名だった。
 アマアドバンスには22名のエントリーがあった。1R目に前年優勝者 登玉健太が-12と順調にトップスタートを切ったが、3R目に服部仁壽が-13をマークし登玉に追いつくと、決勝では驚異の-9をマークして逆転で初優勝を飾った。
アマアドバンスの出場者22名中17名がアンダーバーをマーク、優勝スコアも-40だった。確かにアマチュアプレイヤーの競技レベルは上がって来てはいるが、次年度はコースレイアウトまたはパー設定の調整が必要かもしれない。
アマレディースは6名のエントリーだった。1R目に前年優勝の阿部春菜が-2でトップにたち、栖原香織 ±0、荒波朋佳 +1 が追う展開でスタートしたが2R目に北原三保子が-3をマークし3R終了時点で阿部春菜を捉え、共にトータル-1(185)で並び、3位に188で西村俐乃がつけた。決勝9ホールは阿部が±0、北原が+1、西村が-2をマーク、優勝は1打差で阿部春菜が連覇、2位タイに西村俐乃、北原三保子となった。

はじめて3部門のティーエリアを設定した第2回舞子クラシックは順調に閉幕したが、プロオープンとミックスプロのコース設定については概ね予想通りの結果だった。
また、アマチュア部門のコース設定については次年度に向けて難易度を調整したい。

 競技では無いが、コロナ過で3年半にわたり開催出来なかった「プレイヤーズパーティ」が大会1日目の夜に非公式ながら舞子ロッジ内で開催された。舞子ホテルのご厚意で2F食堂を無償でお借りし、若手プレイヤーが中心となり飲み物・つまみ等持ち込みで会費制。
久しぶりにみんなで楽しい時間を過ごせました。これからも感染症には気を配りつつ楽しいパーティができたらと思います。
 来年も国内最高のディスクゴルフ環境、舞子ディスクゴルフパークでお会いしましょう。