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『初の海外でのディスクゴルフ、そしてメジャー大会USマスターズに参加して』
By 岸 智之


最初に、今回の遠征をサポートしていただいた、(株)ヒーローに感謝を申し上げます。

夢にまで見た本場アメリカでのディスクゴルフ。そしていきなりのメジャー大会出場。


今回の遠征は白井さんと2人だけなのだが、白井さんは海外遠征経験こそ豊富だが英語は???
私も日常会話程度ならなんとかなるがまともには話せません。しかも今回の遠征はガイド役が付かない単独遠征である。つまり私はガイド役も担当する事になった。更に今回の遠征はエントリー/飛行機/ホテルの手配も全て自分達で行わなければならないという過酷な状況。果たしてどうなる事かとディスク以外の事が正直非常に不安であった。でも普段経験できないこんなチャンスを楽しまない手はない。そう思い2ヶ月ぐらい前から事前準備を始めました。いろいろ調べていく内に気分はラミラダに向かっていてとても楽しかったです。そして飛行機/ホテル/レンタカー/大会エントリー、いずれもインターネットで比較的簡単にできちゃいました。便利な世の中ですね。

9/9夕方に白井さんと一緒に成田を出発。多少飛行機の到着が遅れたものの、レンタカー、ホテル到着まで特にトラブルなく順調でした。(今回の遠征は全くと言って良い程トラブルが無く順調な遠征でした)
チェックインするなり逸る気持ちを抑えつつディスク準備を足早に済ませ、早速会場となる『聖地ラミラダ公園』に向かいました。公園着は17時頃でしたが、まだまだ陽は高くたっぷりと投げられる状況。この日は薄暗くなる19時ぐらいまで大会コースと思われるコースを半分程度軽く下見。
今回の遠征では日程に余裕があったため、到着日を含めて5日間もたっぷり練習ができました。
ここラミラダでは毎週火曜日夕方にウイークリートーナメントがあり我々ももちろん参加しました。ウイークリートーナメントの結果はそれ程良くはありませんでしたが、マスターズで使用するコースと全く同じだったので試合感を取り戻すには非常に良い練習でした。

そしていよいよ大会です。大会は3日間(9/14-16)で1日1ラウンド(18ホール)の計3ラウンド(54ホール)で、全てティータイム方式で行われました。
初日のスタート時間はグランドマスター部門の白井さんが昼頃、マスター部門の私が14時過ぎ。
スタート時間に余裕があるので白井さんの1H目から同行した。1H目で白井さんらしくないミスが出た。白井さんがすごく緊張しているのが伝わってきた。でもそれを見て逆に楽になりました。白井さんでもこんなに緊張するんだぁって。4Hまで同行して私は自分の準備へと向かった。

いよいよ自分のスタート時間が来ました。
どれだけ緊張するかと心配でしたがあまり緊張はせず、非常に良い精神状態でティーショットを投げる事ができました。白井さんに同行して試合の緊張感を最初に味わえた事と、白井さんの緊張する様子が私を楽にしてくれたのでしょう。
そして決して楽ではない1H目(159m パー4 途中2箇所マンダトリー、ゴール横にOB有)でいきなりバーディーの好スタートでした。その後ややミスが出ましたが、先にホールアウトした白井さんが6H目から同行してくれたので、非常に落ち着いてプレーする事ができました。

初日の結果は、二人とも練習ラウンドのベストスコアよりも良いスコアという好スタートを切る事ができました。しかし2日目、3日目と二人ともスコアを伸ばせず、初日こそ良かったものの大会結果としては満足できるものではなく、世界のレベルの高さと自分達に足りないものが何かというのを肌でタップリ感じてきました。
ラミラダ公園は全体的に適度な起伏があり、今回の大会コースでは完全にフラットなホールは1つもありませんでした。しかも、適度な木があり上の空間も制限されるところが多く、微妙な高低差をコントロールしつつ上下の狭い空間を通す、そんな場面がたくさんありました。しかもその状況で残り100m以上が多く、日本のコースではあまり経験しない状況なので結局最後まで対応できませんでした。更にこのコースを回るだけで様々な種類のショットが要求されるので、この公園で練習しているだけでも相当上達すると感じました。
また、アメリカのプレーヤーを見て特に感じたのは、飛距離が違う(これは最初からわかっていましたがグランドマスタークラスでも軽く120m飛ばすのは驚きました)、ローラーがとにかくうまい、ロングパットに慣れている(普段からロングパットの練習をたくさんしている)という点でした。

今回の遠征は白井さんが大会翌日に先に帰り、私はもう3泊滞在し(トータル11泊13日)一人で他の3つのコースを回ってきました。13日間で非常にたくさんの方と会いましたが、みんな親切で良い人ばかりでした。
USマスターズは毎年時期(9/14-16周辺)と場所(カリフォルニアの聖地ラミラダ)が同じであり、この時期は飛行機代が比較的安い。しかも今のところ出場権を掛けた予選が行われていないので、今の内にこの大会に出る事をお奨めします。私も必ずこの『聖地ラミラダ』にリベンジしに行きます。
その時のガイド役は私にお任せ下さい。(笑)

なお、今回の遠征の写真を以下に掲載しております。
大会の雰囲気を少しでも感じて頂けたら幸いです。

遠征写真集
 その1  http://kcj8061.blog116.fc2.com/blog-entry-46.html
 その2  http://kcj8061.blog116.fc2.com/blog-entry-47.html
 その3  http://kcj8061.blog116.fc2.com/blog-entry-48.html



07’USマスター選手権に参加して(ラミラダ・カリフォルニア 9/14~9/16) ~聖地 ラミラダ~
By 白井 一夫


はじめに、とても素晴らしい体験をさせて頂いた、仲間の皆さんと、色々な面でサポートして頂いた、(株)ヒーローにお礼を言いたいと思います。

今回の遠征は、趣味、体力、年齢etcと、まったく不揃な2人の旅となった。あ~心配!!
9/9成田を出発。トラブルも無く、無事カリフォルニアに到着。出だしは快調です。
いよいよ、ディスクゴルフの聖地LaMiradaへ!
毎日、朝から良い天気。最高気温28~30度、最低気温16~20度。
湿気がない分日本より過ごし易いですが、日中は多少汗ばむぐらいの毎日です。

練習を開始すると、素敵な人たちが沢山居ました。まず、初日にあった地元のおじさん。お寿司までご馳走になりました。2日目、クラブハウス(テニスと兼用)に居るマイクに照り焼きバーガーをご馳走になり、ラウンドもしてもらった。すごく旨い(プレーもお昼も)。驚いた。そして、梶山学君がウイークリートーナメントで歯が立たなかったと言っていた、通称スーパーデイブ。細かくコース説明をして一緒に回ってくれた。このスーパーデイブに2人のベストスコアで挑戦して勝ったのは嬉しかった。

コースは、ほぼ全面芝生に覆われ、想像したより木が多く、距離が長い。コースから色々なショットを要求されているかのようだ。コースは下記ブログで岸さんの力作をご覧下さい。
(コース紹介は1~9番 http://kcj8061.blog116.fc2.com/blog-date-20070913.html
       10~18番 http://kcj8061.blog116.fc2.com/blog-entry-43.html )
毎年USマスターの時期は、ラミラダ合宿と位置づけるのも面白い。
ウイークリーの大会も多いし、コースからホテルも近い。マスター以上のクラスに実力者の多い日本から、殴り込みをかけるには、とても面白い大会だ。(今回8泊10日の遠征であったが、練習、休養、試合と丁度良い感じだった)。心配された不揃の2人は、些細なトラブルを除いては問題なく遠征を終えることが出来ました^0^♪
USマスター結果http://www.pdga.com/tournament/tournament_results.php?TournID=6281