先般、事務局へ会員より次のようなご質問をいただきました。
Q1:JPDGA会員有効期限は年度末であるが、会員更新が遅れて例えば当該年度8月に更新した場合、当該年度4月~7月の間に出場したJPDGA公式戦のポイントはどうなるのか?
Q2:上のような状況の場合、会員更新時まではJPDGA非会員となるが、公式戦に出場する場合は非会員価格での参加となるのか?
A1:JPDGAでは会員更新が遅れた場合でも、当該年度に参加した大会のポイントを遡って付与することにしています。(2018年度より)
PDGAは会員更新した場合、失効中の全ての公認イベントについて遡って追加されますが、JPDGAポイントランキングは年度毎の集計となるため当該年度にのみ遡っての付与となります。
A2:「Q1」の場合は非会員価格での参加が本来望ましいとされますが、主管団体により協力県協会員や大会協力者の会員価格での参加を認めている大会もあり、JPDGA非会員=非会員価格とは限りません、大会要項で確認をお願いします。
これらの質問に関連して5月25-26日に開催しました第21回日本オープンにおいて、次のような事例が確認されました。
JPDGAではこの問題を真摯に受け止め、次のように対応しましたのでご報告いたします。
(該当選手)
梶山 学 JPDGA#2009
(内容と経緯)
当該選手は、第21回日本オープン開催日時点においてJPDGA会員更新が為されていなかったことが今回の調査で判明したため、選手本人への聞き取りを行ったところ、JFDA会員登録はしておらず、JPDGA会員更新は既に行ったものと思っていたとの回答を得ました。
このことから、当該選手は大会参加資格を満たしていなかったにもかかわらず第21回日本オープンにエントリーしており、主催者(=JPDGA)も参加資格確認を行わないまま出場を認めていたことが判明しました。
(対応)
当該大会での梶山選手の成績は参考記録とし、JPDGA公式記録から削除するとともにJPDGA参加ポイント・順位ポイントは付与しない。
それに伴い、他の選手の順位を繰り上げて、当該大会出場選手のJPDGAポイント付与を見直すこととします。
(第21回日本オープンについて)
会員の皆さま及び大会参加者並びに大会関係者に多大なご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。
該当選手には、繰り上げによる正しい順位のトロフィディスクをお手元にお届けいたします。
また順位ポイント付与は正しい順位により、登録クラスに関わらず付与することとします。
(JPDGAの取組)
*会員更新情報等をできる限り早く公開できるよう努力していきます。
具体的には会員更新や内容変更があった場合、迅速にHP会員検索ページに情報を反映する体制を整えるとともに、ポイントランキング表にも公式戦参加の有無にかかわらず、有効会員名を記載するようにします。
*既報のように、JPDGA会員更新時期とPDGA会員更新時期を合わせることで、煩雑な会員更新手続きをわかりやすくします。
2021年よりJPDGA・PDGAともに会員有効期限が当該年1月1日~12月31日になります。
皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。