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第23回 関東オープンは、今年も栃木県宇都宮市清原工業団地3号緑地・特設コースで、7月13日(土)
~7月15日(月)の3日間の日程で開催されました。参加者は、プロ部門:44名(韓国から1名の参加)
アマ部門:47名、計91名で、各部門・各クラスでの熱戦が繰り広げられました。


また今年の大会は例年より参加選手が少なく、準決勝成立がオープン、シニアグランドマスターの2ク
ラスのみとなりましたが、参加選手の同意により全クラスの準決勝を行うこととしました。

【大会初日:プロ部門・予選 第1R(18H)・第2R(18H):パー 63×2R】
■シニアグランドマスター:予選第1R、昨年グランドマスターで優勝の藤井選手が手堅くパーで
ラウンドしトップ。その後を2投差で地元の櫻井選手、更にトップと5投差で諸岡選手、大島選手と
続く。 予選第2Rも藤井選手が2アンダーでラウンドしトータルで2位以下に10投以上の差をつけ単
独トップ。2位に手堅く大島選手、17投差で3位に大滝選手、白井(一)選手がここで追い着く。
5位に諸岡選手、6位に櫻井選手、7位に阿久津(美)選手、8位に河合選手、五味渕選手、10位に
木下選手と続く。
⬛グランドマスター:予選第1R、工藤選手が4バーディー・7ボギーの3オーバーで単独トップ。
4投差で山本選手、福留選手、5投差で岩田選手、落合選手が続く。 予選第2R、山本選手が5バー
ディー・5ボギーのパープレイでラウンドしトータル7オーバーでトップ。福留選手が3投差で2位
、工藤選手は1、3、10、11、14、15Hでスコアを落とし9オーバー・トータル12オーバーで3位に。
岩田選手が1投差で4位。5位に落合選手、6位に吉田(直)選手、7位に伊東(格)選手、8位に
木宮(秀)選手と続く。
⬛レディスマスター:予選第1R、地元の兼弘選手が10、13、17Hでスコアを落とすが2バーディーを
取り、トータル8オーバーとして単独トップ。続いてプロ部門初参加の伊東(礼)選手が25オーバーで
2位に。名物コース(?)の9Hで大きくつまづいた渡辺選手が54オーバーで3位と続く。 予選第2R、
ロングホールの疲れが出たか、14オーバー・トータル22オーバーで兼弘選手がトップ。続く伊東(礼)
選手もスコアを落とすが2位、渡辺選手は9Hをうまく攻略するが3位と変わらず。
⬛マスター:予選第1R、3連覇のかかった川崎選手が1アンダーと今年も好調にスタートし単独ト
ップ。その後を9投差で岸選手、10投差で坂井(美)選手、吉岡選手、15投差で長島選手が続く。 予
選第2R、トップの川崎選手、2、5、8、11、16Hでスコアを落とすも他のホールで8バーディーと
し2アンダー・トータル3アンダーでトップを守る。1オーバーでラウンドした坂井選手が2位に。
6オーバーでラウンドの吉岡選手が3位。岸選手は11Hを6オーバーとし13オーバーでラウンド4位
へ後退、その後を24オーバーの長島選手が続く。
⬛レディス:予選第1R、こちらも3連覇のかかった佐藤選手が8オーバーで単独トップ。その後を
3投差で稲見選手、5投差で関口選手、7投差で木宮(玲)選手が続く。 予選第2R、トップの佐藤
選手は1,6,13Hでつまづくが11オーバー・トータル19オーバーでトップを守る。スコアを2つ
縮めた関口選手が24オーバーで2位に、5、9、10、11Hでスコアを落とした稲見選手が3位に、
同じホールでやはりスコアを落とすした木宮(玲)選手が28オーバー4位と続く。
⬛オープン:予選第1R、やはり連覇のかかった梶山選手、5、13Hでトラブルも6アンダーでラウン
ドしトップとなる。それを1投差で菊池選手、2投差で実広選手、8投差で佐々木選手、石原選手、坂
井(完)選手、その後に三浦(奏)選手、神林選手、加藤選手、落合選手、ジョージ選手、幸田選手
、坂井(佑)選手が続く。 予選第2R、トップの梶山選手、10バーディー・1ボギーの9アンダー・
トータル15アンダーでラウンド、早くも逃げ切り体制か。菊池選手も5アンダー・トータル10アンダ
ーで追うが、実広選手も6アンダー・トータル10アンダと2位に並ぶ。佐々木選手も3アンダーと
スコアを伸ばし単独4位となり、その後を石原選手、坂井(完)選手が続く。

【大会2日目:プロ部門・予選 第3R(18H)・準決勝(9H)・決勝(9H):
 ①オープン・レディス・マスター・レディスマスター:パー 63・31・32
 ②グランドマスター・シニアグランドマスター   :パー 64・32・32】
  全クラスを準決勝とした都合により、準決勝①1~9H、②10~18H使用のクラスに分けました。
⬛シニアグランドマスター:予選第3R、トップを走る藤井選手、1、2,3,11Hでつまづいたが10オ
ーバー・トータル8オーバーで逃げ切り体制に。2位に白井選手が16投差で上がり、大滝選手が20投差
で3位となる。大島選手は2、11Hでスコアを落とし29投差で4位となる。 準決勝:藤井選手2オー
バー・トータル10オーバーでトップをキープ。白井選手も4オーバーでラウンドし2位を守り、大滝
選手も3オーバーでラウンドし3位を守るが、大島選手が又々11Hで大きくスコアを落とし5位へ。
代わりに5オーバーでラウンドし5位から4位へ河合選手が上がる。 決勝:一度も首位を譲らなかっ
た藤井選手が2オーバー・トータル12オーバーで昨年のグランドマスター優勝に引続きシニアグラン
ドマスターでの初優勝となる。トータル30オーバーで2位に白井選手、トータル37オーバーで3位に大
滝選手、トータル42オーバーで河合選手が4位となる。
⬛グランドマスター:予選第3R、トップの山本選手が12オーバー・トータル19オーバーで首位を守る
。7投差で福留選手、9投差で工藤選手、13投差で岩田選手と順位に変更なし。 準決勝:山本選手10、
11Hでつまづいたが4オーバー・トータル23オーバーでトップをキープ。2オーバー・5投差で福留選
手、3オーバー・8投差で工藤選手、3オーバー・12投差で岩田選手と続き順位に変更なし。 決勝:1
~3位に着けている選手は揃って3オーバーでラウンドし、岩田選手が6オーバーでラウンドする。
結果変わらず、優勝は山本選手、2位に福留選手、3位に工藤選手、4位に岩田選手となる。
⬛レディスマスター:予選第3R、トップの兼弘選手1、4、10、11Hでつまづき16オーバー・トータ
ル38オーバーで首位を守る。続いてトータル83オーバーで伊東(礼)選手、トータル133オーバーの
渡辺選手と続く。 準決勝:トップの兼弘選手2、4、6、8Hでつまづき14オーバー・トータル52オ
ーバーで順位は変わらず。続いてトータル105オーバーで伊東(礼)選手、トータル160オーバーの渡
辺選手と続く。決勝:兼弘選手11、13、15Hでスコアを落とすが10オーバー・トータル62オーバーで
優勝。続いてトータル116オーバーで伊東(礼)選手が2位、続いてトータル181オーバーで渡辺選手
が3位となる。
⬛マスター:予選第3R、暫定4位の岸選手が棄権。トップの川崎選手が安定したプレーで1オーバー
・トータル2アンダーで首位を守る。続いて6、13Hでつまづき10オーバーでラウンドした坂井(美)
選手、6、8、9Hでスコアを落とし20オーバーでラウンドした吉岡選手、6、8、9、10、11Hでス
コアを落とし38オーバーでラウンドした長島選手と続く。 準決勝:これまでバーディーでラウンドし
てきた9Hで7投とスコアを落とし7オーバー・トータル5オーバーとした川崎選手が首位を守る。続
いて坂井(美)選手も8Hで7投とつまづき7オーバーでラウンドし2位を守る、続く吉岡選手は安定
し2オーバーでラウンドし3位を守る、続く長島選手も6オーバーでラウンドし4位。 決勝:トップ
できた川崎選手は1オーバー・トータル6オーバーとして大会3連覇を達成。2位に4オーバー・トー
タル31オーバーで坂井(美)選手、3位に1オーバー・トータル38オーバーで吉岡選手、4位に11オー
バー・トータル93オーバーで長島選手となる。
⬛レディス:予選第3R、佐藤選手が14オーバー・トータル33オーバーで首位を守る。2位の関口選手
1、6、7、9、15Hで大きくスコアを落とす、特に6Hで7オーバーとし24オーバー・トータル48オ
ーバーとなり4位へ後退、続く稲見選手も6、7、8Hで大きくスコアを落とし18オーバー・トータル
45オーバーで3位を維持。4位の木宮(玲)選手は12オーバーと自己ベストを出しトータル40オーバー
で2位に浮上する。 準決勝:トップの佐藤選手は2Hでつまづくが2オーバー・トータル35オーバーで
首位を守る。続いて木宮(玲)選手も6、9Hにつまづき11オーバー・トータル51オーバーで2位を守
る。続く稲見選手は1、2、8、9Hでスコアを落とし18オーバー・トータル63オーバーで4位へ、続
く関口選手も6Hでつまづくも7オーバー・トータル55オーバーで3位へ浮上する。 決勝:予選からト
ップを譲らずリードしてきた佐藤選手、連覇のプレッシャーか?10、11、13Hで大きく崩れたが大量リ
ードもあり12オーバー・トータル47オーバーで見事3連覇を飾る。2位に7オーバー・トータル58オー
バーで木宮(玲)選手。3R目のつまづきが響いた関口選手が3位に、10、11Hでつまづいた稲見選手が
10オーバー・トータル73オーバーで4位となる。
⬛オープン:予選第3R、トップの梶山選手7、10、12でスコアを落とし2アンダー・トータル17アン
ダーでラウンドし首位を守るが、2位の菊池選手が手堅くラウンドし6アンダー・トータル16アンダ
ーとしてトップの梶山選手に1投差と迫る。3位に2、9Hでスコアを落とした実広選手が4オー
バアー・トータル6アンダーで続く、やはり9Hでスコアを落とした佐々木選手も4オーバー・トー
タル3オーバーで4位、1、8、11、13Hでスコアを落とした石原選手が8オーバー・トータル9オ
ーバーで5位と続く。 準決勝:首位を争う梶山選手と菊池選手のバトルが凄い、梶山選手が5バー
ディー1ボギーの4アンダーでラウンド・トータル21アンダーとするが、菊池選手も5バーディー1
ダブルボギーでラウンドし・トータル19アンダーとする。3位に8、9Hでスコアを落とした実広選
手が3オーバー・トータル3アンダーとする、続く佐々木選手も4オーバー・トータル7オーバーとし
4位と変わらず。 決勝:優勝は連覇のかかった首位の梶山選手と昨年4位の菊池選手が2投差での一
騎討ちとなった。11Hは共にダブルボギー、スコアが動いたのが14、15Hで梶山選手は両ホールをバー
ディーとし、菊池選手はダブルボギー、パーとして結果4投の差が開いた。優勝は梶山選手が2アンダ
ー・トータル23アンダーで2連覇とした。健闘惜しくも2位に2オーバー・トータル17アンダーで菊
池選手、11Hで4オーバーとした実広選手が3オーバー・トータルパーで3位に、1オーバーでラウン
ドした佐々木選手がトータル8オーバーで4位となる。

【大会三日目:アマ部門・予選R(18H)・決勝R(18H):パー 63×2R】
⬛レジェンド:予選R、連覇のかかる若林(由)選手が手堅く4バーディー3ボギーの1アンダーでラ
ウンドし首位となる。続いて緒方選手が9、11Hでスコアを落とすがパープレイで2位に、3位に土田
(岬)選手が6、10、11Hでスコアを落とすが6オーバーで入る、4位に7オーバーで宮本選手、腰坂
選手、高橋(義)選手、7位に10、11Hでスコアを落とし10オーバーで有賀選手、8位に22オーバー
で池長選手と続く。 決勝R:1投差で首位争いの若林(由)選手と緒方選手が一進一退のプレーを展開
し、6Hで若林(由)選手がスコアを落とすが16Hで緒方選手もスコアを落とし、結果として若林(由)
選手が5オーバー、緒方選手4オーバーとして両者トータル4オーバーの同率首位となる。決勝後のサ
ドンデスにより、4連覇達成で優勝が若林(由)選手、2位に緒方選手が、続いて3位にはパーでラウ
ンドした宮本選手が7オーバーで4位から上がる。
⬛シニアグランドマスター:予選R、連覇のかかる山田選手は手堅く4オーバーで3位に、昨年の雪辱
を果たすべく斎藤選手が1オーバーでトップ、続いて2オーバーで渡邊選手が2位、5オーバーで4位
に阿久津(英)選手、6オーバーで5位に内堀(一)選手、7オーバーで7位に髙野選手、10オーバー
で8位に森田選手、大垣選手、10オーバーで10位に河内選手、12オーバーで11位に鈴木選手、13オー
バーで12位に小林(一)選手、18オーバーで13位に大沼選手が続く。 決勝R:首位の斎藤選手は8、
10Hでスコアを落とすも3オーバー・トータル4オーバーで優勝する。続いて4オーバー・トータル8
オーバーで山田選手が2位に、同じく4オーバー・トータル9オーバーで3位に阿久津(英)選手とな
る。
⬛グランドマスター:予選R、高橋(伸)選手がアマ部門のコースレコド6アンダーでラウンドしトッ
プスタート。続いて五十嵐選手も手堅く3アンダーでラウンドし2位に、小林(正)選手はパーでラウ
ンドし3位に、白井(芳)選手が2オーバーで4位に、1、9、16Hでスコアを落とした高田選手が6
オーバーで5位に、11~14Hでスコアを落とした平井選手が12オーバーで6位となる。 決勝R:4、14
Hでスコアを落とすも3オーバー・トータル3アンダーで高橋(伸)選手が優勝する。続いて4オーバ
ー・トータル1オーバーで五十嵐選手が2位に、3位に予選5位から1アンダー・トータル5オーバー
でラウンドした高田選手が入る。
⬛マスター:予選R、9、10、14Hでスコアを落とすも6バーディー・トータル1オーバーで地元栃木
の矢嶋選手がトップ。続いて連覇のかかる万崎選手が5オーバーで2位に、昨年サドンデスで万崎選手
に敗れた是永選手が11、15Hでスコアを落とし6オーバーで3位に、9、13Hでスコアを落とした柳沢
選手が9オーバーで4位に、5、9、11Hでスコアを落とした内堀(佑)選手、同じく11、13Hでスコ
アを落とした江沢選手が5位に、コースに苦しんだ駒場選手が27オーバーで7位となる。 決勝R:9、
10、14Hでスコアを落とすも3オーバー・トータル4オーバーで矢嶋選手が優勝する。2位に8、10H
でスコアを落とすが7オーバー・トータル13オーバーで是永選手、万崎選手が8、10、11、13Hでス
コアを落とし3位になる。
⬛アドバンスレディス:予選R、土田(光)選手、安定したプレーで10オーバーの首位スタート。続い
て20オーバーでラウンドの内堀(弘)選手が2位に、続いて22オーバーの須田(優)選手が3位に。
決勝R:首位の土田(光)選手、変わらず安定したプレーで14オーバー・トータル24オーバーで優勝す
る。続いて須田(優)選手がトータル36オーバーで逆転の2位に、内堀(弘)選手がトータル46オー
バーで3位となる。
⬛アドバンス:予選R、連続優勝を狙う地元栃木の山口選手、10Hでスコアを落とすも4アンダーで首
位スタート。吉田(興)選手13、16Hでスコアを落とすも2アンダーで2位に、その後を1アンダーで
郡選手と杉山選手が3位に、1オーバーで大畠選手が5位に、10オーバーで須田(知)選手と大谷選手
が6位に、11オーバーで三浦(佑)選手が8位に、12オーバーで草柳選手が9位に、15オーバーで阿部
選手が10位となる。 決勝R:首位の山口選手、安定したプレーで5アンダー・トータル9アンダーでラ
ウンドし4連続優勝を達成する。2位に1アンダー・トータル3アンダーで吉田(興)選手、2アンダ
ー・トータル3アンダーで郡選手の2名となった。

以上、入賞されました選手の皆様、おめでとうございました。
今年の天気は暑かった昨年の天気と大きく変わり、大会期間中が正に梅雨真っただ中という悪天候の中
での開催となりました。特にプロ部門の二日目は雨脚も強く、ディスクをしっかり握れないためのOB
が多発したことと思います。また、ティーエリアが水溜まりになってしまったり、ぬかるんで足下が
滑ったりというコースが多々あったかと思います。プロ部門およびアマ部門に参加の皆様に至らぬ点を
お詫び申し上げます。幸いにもプロ、アマ部門の開会式およびプレーヤーズミーティング時、同じく
プロ、アマ部門の表彰式および閉会式時に雨が降らなかったことが大いに助かりました。
最後に、今年も素晴らしいプレーを見せていただきましたプロ部門、アマ部門の選手の皆様。
そして大会開催にご協力いただきました宇都宮コンベンション協会様、大会会場の整備・提供をいた
だいています宇都宮市様。日本ディスクゴルフ協会様、大会スタッフの皆様、ありがとうございました。
お陰様で第23回関東オープンを終了することが出来ましたことを御礼申し上げます。

〔関東OP・TD 阿久津 英隆〕