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昨年、一昨年と最終日に雨となったチーム日本選手権でしたが、今大会は、公式練習からの3日間風のおだやかな快晴に恵まれた。場所は、昨年と同じ小山市思いの森ディスクゴルフコースで参加チーム数14組56人の大会となった。


プロ大会初日
プロ・オープン部門は、宇都宮チームのSASH!と神奈川チームのひれかつ山葵のせの2チームのエントリー。
午前中前半12Hは(44/37:9オーバー)とやや出遅れたSASH!だったが、後半12H(35/35:2アンダー)とスコアを戻し、午前ラウンドは151(7オーバー)。午後ラウンドは、11番アイランドホールで痛恨のトリプルボギー6をたたいたものの(35/38:1オーバー)初日合計(224:8オーバー)で首位に立った。
対するヒレカツ山葵のせチームは、午前前半12H(39/40:7オーバー)とリードしたものの、要所要所でのスコアの崩れが影響し、初日合計(241:25オーバー)とSASH!チームとは17打差のラウンドとなった。合計ラウンド数の多いチーム戦ではまだまだ逆転可能なスコア差だ。2日目の挽回にかける。
プロミックス部門初日
この部門は6チームのエントリーで今大会では最もチーム数の多い部門だ。
毎回参戦していただいているしもつかれ2019、昭和☆ゆかいとTSSR流されて60リベンジ!をはじめ龍ヶ崎からはMAMEZZO、イニシャルKメンバーで挑む4Kそして、若手メンバーのピーティの6チームだ。
初日首位にたったのは、抜群の安定感のあったMAMEZZOチームだ。他チームがダブルボギー以上のスコアでスコアを崩す中、ミスが少なく初日合計(222:6オーバー)プロ部門ベストスコアで首位にたった。続いて8打差でTSSR流されて60リベンジ!(230:14オーバー)。午前中後半23、24Hの連続トリプルボギー6が痛い。1打差(231:15オーバー)で4K、そして昭和☆ゆかい(238:22オーバー)、ピーティー(240:24オーバー)、しもつかれ2019(249:33オーバー)の順となった。
プロ大会二日目
プロオープン部門
逆転にむけたヒレカツ山葵のせ。スタートホールから積極的にバーディーを狙いにいく。パー/ボギー,バーディ/パーとイーブンで進んだ3ホール目、このホールがキーホールとなったようだ。ゴール周辺をOBが囲む細長く狭いセーフエリアを果敢に攻めていくも、両ペアともティスローはOB。そこからOBパーを狙うもゴールを過ぎたディスクはまたしてもOB。このホールだけで両ペア合わせ12打6オーバーにしてしまった。次の短いアイランドホールでバーディ/バーディーとするも、追いつくにはあまりにも大差がついた。結局午前ラウンド(156:12オーバー合計:394)でこの時点でSASH!チームとは27打差となり、勝敗は決定的なった。
初日はボーギー、ダブルボギーとスタートで躓いたSASH!チームだったが、今日は、慎重にパープレーに徹したようだった。相手チームが大きく崩れた3番ホールもパー/ボギーで乗り切り、バーディの取れるホールは確実にバーディーを取り、午前ラウンド(144:2オーバー合計:370)で回った。
プロミックス部門
初日トップのMAMEZZOチーム。スタートホール(4番)をバーディ/バーディとし順調な滑り出しをみせた。昨日と同じく大きなミスもなく淡々としたプレーに見えたが、昨日とはバーディの数が違った。少しづつ増えていくボギーの数を減らせずに午前ラウンドは(156:12オーバー合計:378)となった。同じ組で回ったTSSRチーム。こちらもスタートホールをバーディ/バーディとして、MAMEZZOチームについていく。MAMEZZOチームがバーディを取れない中、一つ一つバーディを積み重ね着実にスコア差を縮めていく。午前ラウンド(153:9オーバー合計:383)とし、5打差に詰め寄り決勝ラウンドで逆転を狙う。一組前を行くのは4Kチームと昭和☆ゆかいチーム。スタート(6番)は距離があり右サイドOBのこのホールは4Kチームにとってはパー/ダブルボギーと苦手とするホールとなった。しかしそのあとのコース攻略は抜群であった。連帯感のあるチームプレーで攻めるホールでは確実にバーディを奪っていく。チームプレーのよさが垣間見られたホールがあった。12番ホールである。池越えの砲台77mパー3はキャリーで70mを必要とする。男子プロにとっては何ともない距離だがレディスにとっては微妙な距離である。うまく超えればバーディが狙える。確実に攻めるなら男子プロをティスローに持ってきたいがオルタネートスローでは都合よくいかない。バーディもボギーも同じ確率(結果論であるが)ででるホールなのである。4Kチームではこのホールでのボギーが二日間通じて一切ない。ティスローが誰なるかでどのように攻めるかがチーム内できちんと決めていたことがうかがえる。午前ラウンド(144:イーブン合計:375)で回りトップに立つ。昭和☆ゆかいチーム。トップとは18打差だが大逆転を狙いたい。逆転には、どうしてもバーディが必要だったが午前ラウンドでは3つのバーディのみとなった。(161:17オーバー合計:399)。ピーティチームとしもつかれ2019チーム2日間全く同じ組み合わせとなってしまった。午前ラウンド、ピーティ(160:16オーバー合計:400)しもつかれ2019(175:31オーバー合計:424)。午後からは4人オルタネートの決勝ラウンドだ。
プロオープン部門は、そのまま順位が変わることなく優勝SASH!(410:14オーバー)、2位ヒレカツ山葵のせ(434:380-バー)
プロミックス部門は、上位3チームに絞られた。1ホール1ホール目が離せない。
スタートは、3番ホール(HC1)。4K(パー)、MAMEZZO(パー)、流されて60リベンジ!(ボギー)追いかけるチームとしてのボゴーは痛い。2ホール目(HC12)、4K(バーディ)、MAMEZZO(ボギー)、TSSR流されて60リベンイ!(パー)差が開く。その後一進一退が続いた。1位2位の勝敗が決まったのは10番からの3ホールだった。4K(3-2-3)。MAMEZZO(5-3-3)差が一気に開いた。
優勝4K(合計412:16オーバー)。2位MAMEZZO(合計:421:25オーバー)。3位流されて60リベンジ!(合計425:29オーバー)。4位昭和☆ゆかい(合計437:41オーバー)。5位ピーティ(合計443:47オーバー)。6位しもつかれ2019(合計465:69オーバー)。

アマオープン部門
3チームエントリー。昨年アマベスグロでアマミックス部門で優勝した2人ジュニアがアマオープンでエントリー。個人レベルの高さは飛距離、コントロールとも全員プロ並みである。辰巳ベテランメンバーの冬空ラプソティ。小山マンスリーにも時々参加してコースは熟知している。地元チームからはおやまんぼう。
午前24ホールラウンド。やはり2人ジュニアチームは強かった。ペア48ホールでバーディ18の圧倒的爆発力で(136:8アンダー)のトップ。続いたのは、おやまんぼう。地元の地を生かしてコースは知り尽くしてはいるが着実に昨年よりは力をつけている。(142:2アンダー)6打差の逆転を狙う。続いて、冬空ラプソティ。(152:8オーバー)トップと16打差。
アマミックス部門
こちらも3チームエントリー。那須地区から、毎回参戦のチャンピオンDS。地元チームから2チーム、まさみつくんとゆるふわイキイキチーム。
午前24ホールラウンド。トップにたったのはチャンピオンDS(154:10オーバー)アマオープンでも十分戦えるスコアだ。
まさみつくんとゆるふわイキイキの2チームは、ディスクゴルフを初めて数か月目での公式戦参戦でわけがわからないうち終わった感があったが、今回は、ペア替えのややこしさにとまどったものの十分ゲームを楽しめたようだった。スコアも昨年から各段の進歩が見え、健康のためとしての運動からゲームを楽しむスポーツしてのディスクゴルフに変わった感じがした。
午後決勝ラウンド(12ホール4人オルタネート)
アマオープン部門は、決勝ラウンドでさらに(2アンダー)とスコアを伸ばした2人ジュニアが他の追従を許さず(170:10アンダー)で優勝。2位には決勝ラウンド(イーブンパー)でまわったおやまんぼう(178:2アンダー)3位には冬空ラプソティ(191:11オーバー)
アマミックス部門優勝は、チャンピオンDS(196:16オーバー)。2位にまさみつくん(244:64オーバー)。3位ゆるふわイキイキ(282:102オーバー)以上の結果となった。