1987年から開催されている九州オープンは今年で32回目を迎えました。
本大会はプロ部門59名、アマチュア部門26名、計85名という過去最高の参加者で開催しました。
参加者が増えた理由としてディスクの重さ制限がなくなり海外からの参加が増えたということがあります。
国内在住の外国籍の選手を含めると14名の参加があり国際大会という雰囲気になりました。
また、ブロ部門レディスクラスに13名の参加がありこのクラスも過去最多の参加となり大いに盛り上がりました。
72名以上の参加での大会運営を可能にするために27ホールを設定し、各ラウンドでプロが18ホールを使用し、アマチュアが9ホールを2周するという方法を取りました。
アマチュアについては公式戦で初めてのラウンド方法でしたが移動距離も少なくコンパクトにラウンドできるということで選手にも好評でした。
参加募集にあたっては早期エントリーにディスク割引チケットプレゼントを与えたことで大会一ヶ月前には70名以上のエントリーがありました。
また大会スポンサーとしての支援を各社にお願いすることで参加賞としてトートバッグ、帽子を参加者に渡すことができました。
大会当日は天候にも恵まれ12月とは思えない陽気の中でラウンドすることができました。大会2日目午後から天候が悪くなりましたが閉会式まで予定通りに開催することができました。
大会開催にあたっては海の中道海浜公園のスタッフのみなさんの準備から片付けまでのご協力がありました。また、初日夜のプレイヤーズパーティーにも公園から4名の参加があり、選手と親睦を深めておられました。このように公園スタッフの方々と福岡県協会のメンバーとの繋がりが大会を支えています。
大会を無事に終えられたこと、改めて大会スポンサー企業、公園関係者のみなさん、参加された選手のみなさんに感謝しております。
大会結果については下記の通りです。
◆プロ部門
・オープン
2016年、2017年と優勝を梶山学選手と争った白井一夫選手が8打差を付けて3年ぶりに優勝しました。
・レディス
高木里香選手が第1ラウンドからトップスコアで決勝まで他者の追随を許さず圧倒的なスコアで優勝しました。
・マスター
アメリカから初参加のDavid Morra選手が各ラウンド安定したスコアで優勝しました。
彼のSNSでは、"Best event and layout I’ve played in Japan."と大会を賞賛していただきました。
・グランドマスター
2015年年第29回大会で優勝した浜崎徹選手は3年ぶりの出場でしたがブランクを感じさせない安定したスロー、パットで見事に優勝しました。
・シニアグランドマスター
優勝した河合伸浩選手は2位に大きく差を付けて優勝しました。第3ラウンドまでのスコアはグランドマスタークラスの上位と並ぶ程でした。
◆アマチュア部門
・アドバンス
第1ラウンドをアマチュアベストスコア50でスタートした吉田興司選手がトップの座を一度も譲ることなく優勝しました。
・レディス
吉岡恭子選手は第1ラウンドから決勝までをアマチュアベストスコア193で見事に優勝しました。
・グランドマスター
地元福岡県のプライドを持って出場した松原正明選手がアドバンス上位に並ぶスコアで優勝しました。
・シニアグランドマスター
鹿児島県同士での上位の争いとなりましたが2打差を守った安部真一選手が優勝しました。
・シニアグランドマスターレディス
優勝した森田早苗選手のスコアはアマチュア部門の女性選手の中で3位のスコアでした。