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第22回 関東オープンは、今年も栃木県宇都宮市清原工業団地3号緑地・特設コースで、7月14日(土)~7月16日(月)の3日間の日程で開催されました。参加者は、プロ部門:52名(韓国から5名の参加)
アマ部門:45名、計97名で、各部門・各クラスでの熱戦が繰り広げられました。


【大会初日:プロ部門・予選 第1R(18H)・第2R(18H):パー63×2R】
■シニアグランドマスター:予選第1R、昨年優勝の金子選手が手堅くまとめ4オーバーでトップ。その後を2投差で大滝選手、若林選手が追う。更に2投差で河合選手が追うという展開。予選第2Rも金子選手が2オーバー・トータル6オーバーでトップを譲らず。ここで大島選手も2オーバーでラウンドし一挙に5位から2位へ。2位に付けていた若林選手、大滝選手が2桁台の大たたきにより4位、5位となる。

■グランドマスター:昨年準優勝の藤井選手が予選第1Rを1オーバーでトップ。2投差で地元の櫻井選手、更に2投差で工藤選手が追う。予選第2Rも2オーバーと安定したプレーでラウンドした藤井選手が、トータル3オーバでトップを守る。その後を同じく2オーバーでラウンドした福留選手がトータル9オーバーで5位から2位へ上がる。トータル14オーバーで櫻井選手、早川選手が3位で続く。

■マスター:石原選手が予選第1Rを1オーバーでラウンドしトップとなる。その後を1投差2オーバーで昨年優勝の川崎選手、岸選手、坂井(美)選手と続く混戦模様となるが、予選第2Rに川崎選手が4アンダーのトップスコアを出し2位以下に差を付け、9投差で石原選手、10投差で平林選手、11投差で岸選手が続く。

■レディス:予選第1Rは地元栃木の兼弘(成)選手が3オーバーでトップ。5投差で昨年優勝の佐藤選手、9投差で稲見選手、10投差で兼弘(真)選手、関口選手が追う。予選第2Rは佐藤選手が3オーバーでラウンド・トータル11オーバーでトップとなる。兼弘(成)選手は9~1Hで苦しみ一挙に15オーバー・トータル18オーバーの2位に下がる。3位にトータル27オーバーで兼弘(真)選手、木宮(玲)選手が上がる。

■オープン:1年ぶりに梶山選手が関東OPに帰ってきた。早速、予選 第1Rは挨拶代わりの11アンダーでトップとなる。続いて昨年優勝 地元栃木の松田選手が8アンダーで2位、3位に5アンダーで白井選手、4位に2アンダーで長岡選手、坂井(佑)選手、菊池選手が続くというハイレベルの戦いが始まる。
予選 第2Rも梶山選手が8アンダー・トータル19アンダーでトップをキープ。続く2位も5アンダー・トータル13アンダーで松田選手、3位も変わらず白井選手が2アンダー・トータル7アンダーで追う。
単独4位にパー・トータル2アンダーで長岡選手となる。その後を菊池選手、坂井(佑)選手が5位、6位で続く。

【大会二日目:プロ部門・予選 第3R(18H)・準決勝(9H)・決勝(9H):パー63・31・32】
■シニアグランドマスター:予選第3R、金子選手がただ一人の60台1オーバー64でラウンドしトップをキープ(トータル7オーバー)。2位に11オーバー・トータル23オーバーで大島選手、3位に13オーバー・トータル29オーバーで河合選手、4位にトータル33オーバーで大滝選手が入る。ここで諸岡選手、若林選手、五味渕選手、阿久津(美)選手が惜しくも予選敗退となる。 準決勝:なし。 決勝:予選から一度もトップを譲る事も無く5オーバー・トータル12オーバーでラウンドした金子選手が大会連続優勝。続く大島選手が8オーバー・トータル31オーバーで2位。続く河合選手が5オーバー・トータル34オーバーで3位。続く大滝選手が4オーバー・トータル37オーバーで4位となる。

■グランドマスター:予選 第3R、藤井選手が安定したプレーで4オーバー・トータル7オーバーでトップを守る。続いて福留選手も3オーバー・トータル12オーバーで2位を守る。3位に4オーバー・トータル18オーバーで櫻井選手、4位に5オーバー・トータル19オーバーで早川選手、5位に5オーバー・
トータル20オーバーで工藤選手となる。ここで岩田選手、山本選手、木宮選手、吉岡(達)選手が惜しくも予選敗退となる。 準決勝:トップの藤井選手がパーでラウンド、2位の福留選手は3オーバー、早川選手が2オーバーで4位から3位に、工藤選手が3オーバーで5位から4位となる。櫻井選手は3Hでトラブル、大きく崩れ7オーバーで3位から5位へ転落し準決勝敗退となる。 決勝:藤井選手が予選から一度もトップを譲る事も無く4オーバー・トータル11オーバーでラウンドし優勝。福留選手も同じく4オーバーで2位。早川選手は2オーバーと詰めたが3位。工藤選手も4オーバーで4位となる。

■マスター:予選 第3R、川崎選手は安定したプレーで1アンダー・トータル3アンダーとしてトップを維持する。平林選手が3オーバー・トータル10オーバーで3位から2位へ、2位の石原選手は5オーバー・トータル12オーバーで3位に下がる、4位は変わらず6オーバーで岸選手、5位も変わらず5オーバーで坂井選手と続く。ここで惜しくも江原選手、吉岡選手、高橋(真)選手、駒場選手の予選敗退が決まる。 準決勝:トップ川崎選手が4アンダーでラウンド・トータル7アンダーとし他の選手との差を広げる。続く平林選手は4オーバーで2位から3位へと後退、石原選手は1オーバーで平林選手と入替わり2位、岸選手は3オーバーで変わらず4位。ここで坂井(美)選手が6オーバーで準決敗退となる。
決勝:予選2R以降アンダーでラウンドをしてきた川崎選手が1オーバー・トータル6アンダーで大会連続優勝。以下、準決勝と順位は変わらず石原選手が1オーバー・トータル14オーバーで2位、続く平林選手が5オーバーで3位、4位に2オーバーで岸選手となる。

■レディス:予選 第3R、トップの佐藤選手 7,8,10Hでスコアを落とし9オーバー・トータル20オーバーで1位をキープ。続く兼弘(成)選手は2R目の乱れを克服し4オーバー・トータル22オーバーとトップ佐藤選手との差を2投に詰める。3位に7オーバー・トータル39オーバーで関口選手が、4位に稲見選手が14オーバー・トータル41オーバーで上がる。兼弘(真)選手疲れが出てきたか、全体的に乱れ18オーバー・トータル45オーバーで3位から5位へと後退。ここで木宮(玲)選手、渡部選手、渡辺選手、
Shinah Kim選手が予選敗退となる。 準決勝:佐藤選手が4オーバー・トータル24オーバーでトップをキープ。続く兼弘(成)選手、力みが出たか9オーバー・トータル31オーバーでトップとの差を7投と広げてしまう。3~4位の関口選手、稲見選手がトータル44オーバーで3位タイに並ぶ。ここで兼弘(真)選手が準決勝敗退となる。 決勝:安定したプレーで決勝をパーでラウンド・トータル24オーバーで佐藤選手が大会連覇。続く兼弘(成)選手は2オーバー・トータル33オーバーで2位。3位タイで決勝に臨んだ関口選手、稲見選手、11,15Hのミスの差で7オーバーでラウンドをした関口選手が3位。9オーバーとなった稲見選手が4位となる。

■オープン:予選 第3R:1,12,15Hでトラブルするも梶山選手 2アンダー・トータル21アンダーでトップ。2位の松田選手も 1,2,16Hで痛恨のトラブル、5オーバー・トータル8アンダーで3位に下がる。
白井選手が安定したプレーで3アンダー・トータル10アンダーの2位となる。 続いて菊池選手が 5アンダー・トータル6アンダーで松田選手に2投差と詰め4位を守る。ここで高橋(佑)選手、HyundoJang選手、岩崎(麻)選手、George Kamenos選手、坂井(完)選手、Hyunkuk Seo選手、神林選手、
Jongyoung Kim選手が予選敗退となる。 準決勝:7Hでトラブルするも梶山選手 2アンダー・トータル23アンダーでトップ。白井選手も4アンダー・トータル14アンダーで2位をキープ。松田選手も 2アンダー・トータル10アンダーで3位を守る。続く菊池選手が 3アンダー・トータル9アンダーとして3
位の松田選手に1投差と迫る。ここで惜しくも坂井(佑)選手、佐々木選手、長岡選手、福田選手、岩崎(光)選手が準決勝敗退となる。 決勝:梶山選手が 11Hでトラブルするも結果として3アンダー
・トータル26アンダーで優勝。白井選手はパー・トータル14アンダーの2位。1投差で迎えた3~4位争い、12H 菊池選手がバーディーで松田選手に追いつく。続く13H 菊池選手が痛恨のボギー、松田選手がバーディーとして差が2投となる。その後 16,17Hでお互いのスコアが動いたが結果として、松田選手が3アンダー・・トータル13アンダーで3位を守った。菊池選手は2アンダー・・トータル11アンダーで4位となる。

【大会三日目:アマ部門・予選R(18H)・決勝R(18H):パー63×2R】
■ジュニア:予選R、体調不良で大谷(郁)選手が欠席となり、大屋選手、大谷佳揮選手の2名で行われる。大谷佳揮選手 9Hでバディーを取るが、4,7,8,11,15,16,18Hで一苦労、10オーバーでラウンドする。
大屋選手 1,3,7,9,11,12,13,Hでパーをとるが 19オーバーでラウンドする。 決勝R:大谷佳揮選手 5,18Hでバディーを取る 13オーバー・トータル23オーバーで優勝する。大屋選手も 9Hでバディーを取る8オーバー・トータル27オーバーで2位となる。

■レジェンド:予選R、有賀選手が安定したプレーで 1オーバーでトップ。2位に8Hで躓き4オーバーで土田(岬)選手、8Hで躓いた神浦選手、7Hで躓いた若林選手が5オーバーで同率3位。7オーバーで宮本選手、緒方選手が続く。 決勝R:7名中4名がスコアを落とす中、若林選手が2オーバーとスコアを上げ・トータル7オーバーで逆転の連続優勝。予選トップの有賀選手は8オーバーとスコアを落とし・トータル9オーバーで2位に。3位も7オーバー・トータル11オーバーで土田(岬)選手となる。

■シニアグランドマスター:予選R、山田選手が昨年に引き続き安定したプレーで2アンダーとしてトップを走る。2位に2オーバーで根本選手、3位に3オーバーで地元の阿久津(英)選手、5オーバーで白井選手、斎藤選手と続く。 決勝R:2オーバー・トータルパープレイの山田選手が今年も優勝。
続く2位に7オーバー・トータル9オーバーで根本選手が。続く3位は5オーバー・トータル10オーバーとした斎藤選手が4位からの逆転となる。

■グランドマスター:予選R、今年も菊池選手が予選Rを1アンダーでトップ通過。それを6オーバーで五十嵐選手、7オーバーで昨年優勝の小林選手が追う。 決勝R:10,14Hでトラブルの菊池選手が8オーバー・トータル7オーバーで優勝。小林選手が安定したプレーで4オーバー・トータル11オーバーで逆転の2位に、6オーバー・トータル12オーバーで五十嵐選手が逆転で3位となる。

■マスター:予選R、万崎選手、地元の矢嶋選手、是永選手の3名が2オーバーでトップ。4位に5オーバーで柳沢選手が続く。 決勝R:トップの、万崎選手、是永選手が予選Rと同じ2オーバー・トータル4オーバーで同率1位となる。3位に3オーバー・トータル5オーバーで矢嶋選手。 サドンデス:万崎選手、是永選手の1位決定サドンデスを10Hから始め12Hで決定した結果、1位に万崎選手、2位に是永選手となる。

■アドバンス・レディス:予選R、昨年2位の伊東(礼)選手が15オーバーでトップ。土田(光)選手が18オーバー、田島(美)選手が22オーバーと続く。 決勝R:3選手が予選の成績よりもアンダーでラウンドするが、結果として14オーバー・トータル29オーバーで伊東(礼)選手が優勝。続いて13オーバー・トータル31オーバーで土田(光)選手、続いて20オーバー・トータル42オーバーで田島(美)選手となる。

■アドバンス:予選R、連続優勝を狙う地元栃木の山口選手が7アンダー1位で好スタートを切る。続いて昨年3位の郡選手も3アンダー2位と好スタートを切る。その後を3オーバーで吉田選手、4オーバーで下宮選手が追う。 決勝R:5,13,14Hで躓くも1オーバー・トータル6アンダーで今年も優勝する。
続いて郡選手も2オーバー・トータル1アンダーで2位を守る。続く吉田選手も2オーバー・トータル5オーバーで3位を守る。

以上、入賞されました選手の皆様、おめでとうございました。
最後に、今年もすばらしいプレーを見せていただきましたプロ部門、アマ部門の選手の皆様。そして大会開催にご協力いただきました宇都宮観光コンベンション協会様、大会会場の整備・提供をいただいています宇都宮市様。そして日本ディスクゴルフ協会様、大会スタッフの皆様、ありがとうございました。お陰様で第22回関東オープンを終了することができましたこと御礼申し上げます。

本来ですと「お陰様で第22回関東オープンを無事終了することができました」と結ばなければならない所でありますが、残念ながら今年の大会(アマ部門)で熱中症になってしまった選手を出してしまいました。
プロ部門およびアマ部門のプレーヤーズ・ミーティングの中で司会者およびTDとして何度も熱中症の注意喚起(特に水分補給について:スポーツ飲料・麦茶の給水所、塩水に漬けたキュウリ・トマト、かき氷を準備した)を行ったつもりでいましたが、決勝R終了直前にスタッフが発見し救急車で病院へ搬送ということになりましたが、無事、点滴で済みました。今後の夏場の大会のこともありますが、JPDGA本部の「競技マニュアル」として今後の大会運営、対処法、責任等について検討方お願いします。

〔関東OP・TD 阿久津 英隆〕