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新緑萌える清里の森にて5/16.17に第10回清里の森OPが開催されました。
プロ36名アマ37(延べ)名にご参加頂きました。
合計73名のエントリーを受けましたが、1名の棄権があり72名での競技となりました。



大会初日の朝は本降りの雨模様となりましたが、
天候の回復が見込まれたためスケジュールを1時間先送りした所、
1R目は小雨がぱらつく程度の雨の中となりました。
選手の皆様にはご迷惑おかけしましたことをお詫び申し上げます。ご理解ご協力の程有難うございました。
2R目と大会2日目はすっかり雨も上がり高原の爽やかな風の中でのプレーとなりました。

●第10回清里の森オープン 部門別成績
◆アマチュア部門(5/16)
【アマ・オープン部門】
アマ。オープン部門は8名で競技が行われました。1R目小林選手が唯一の50台となるスコア59をマーク。
決勝ラウンドで清水選手が4打のビハインドから首位に追いつき、決勝終了時点で清水選手と小林選手がスコア91のタイスコアに。
サドンデスの結果清水選手が優勝しました。
最終結果は2位小林選手、3位須田選手、4位武蔵選手となりました。

【アマ・オープンレディス部門】
アマ・オープンレディス部門は4名で競技が行われました。
1R目唯一60台で回った小林選手がそのまま逃げ切り優勝しました。
最終結果は2位諸星選手、3位須田選手、4位藤井選手となりました。

◆アマチュア部門(5/17)
【アマ・アドバンス部門】
アマ・アドバンス部門は12名で競技が行われました。
1R目抜け出したのは久野選手。唯一の50台でとなる59をマーク。
このまま逃げ切りかと思われましたが、決勝ラウンドで唯一の20台となるスコア28で回った芝波田選手が追いつきサドンデスに。
投げ下しの17番で行われたサドンデスは緊張からか両者OBで仕切り直しに。
どちらが勝ってもおかしくない展開にギャラリーも固唾を呑んで見守ります。
再仕切り直し後両者パーキープとなり、続いて14番投げ上げホールへ。
一投目を確実にゴールのあるエリアに運んだ芝波田選手に対し、久野選手の1投目は思わず力んだのかゴール右のOBエリアへ。
混戦の末芝波田選手が勝利を収めました。
最終結果は2位久野選手、3位姫井選手、4位タイに須田選手・小山選手となりました。

【アマ・アドバンスレディス部門】
アマ・アドバンスレディス部門は6名で競技が行われました。
1R目Montague選手が72という好スコアで上がってきましたが、決勝ラウンドで諸星選手が31の好スコアを出し逆転優勝。
初日のアマ・オープンレディス、そして昨年の雪辱を見事に果たしました。
最終結果は2位Montague選手、3位須田選手、4位田村選手となりました。

【アマ・マスター部門】
アマ・マスター部門は4名で競技が行われました。
この部門常勝の白井選手が1R目にトップに立ち、後続が2打差を追う展開に。
決勝ラウンドで吉田選手、武藤選手が猛チャージをかけ1打返しますが、白井選手が逃げきりに成功。見事三連覇達成となりました。
最終結果は2位吉田選手、3位武藤選手、4位橋選手となりました。

【アマ・レジェンド部門】
アマ・レジェンド部門は3名で競技が行われました。
1R目唯一の50台で回った若林選手がトップに立ち、決勝ラウンドでも堅実なプレーでそのまま優勝となりました。
最終結果は2位斎藤選手、3位別府選手となりました。

◆プロ部門(5/16.17)
【プロ・オープン部門】
プロ・オープン部門は12名で競技が行われました。
1R目スコア53でトップに立ったのは公式戦久しぶりの参戦となった松田選手。
2R目に47という今大会最高スコアを叩き出し2位に6打差をつけ独走態勢に。
3R目・準決と白井選手に3打詰め寄られ決勝開始時点で2打差となりますが、
「距離の長い決勝の特設ホールでは2打差もあれば充分です」と強気な発言通り、
飛距離を生かした攻め方で他の選手に付け入る隙を与えず、1R目からトップを譲ることなく逃げ切り優勝。
今大会2連覇、通算3回目の優勝となりました。
最終結果は2位白井選手、3位Montague選手、4位杉渕選手となりました。

【プロ・レディース部門】
プロ・レディース部門は7名(1名棄権)で競技が行われました。
1R目抜け出したのがスコア60の手塚・中川原選手、両選手をスコア61の稲見選手、スコア65の塚本選手が追う展開となりました。
2R目中川原選手が2打離し首位に立ちますが、3R目稲見選手がスコア60で予選トップ通過。
2打差で手塚選手、さらに1打差で中川原選手が続きます。

準決勝でも順位が入れ替わり、首位に手塚選手、1打差で中川原選手、さらに3打差で稲見選手という順に。
4位に準決で唯一20台で回った塚本選手を加え決勝ラウンドが行われました。

中川原選手が4ホール目で逆転に成功し手塚選手と1打差で迎えた最終ホール(17番ホール使用)、
2打目をゴール下に寄せた手塚選手に対し、中川原選手の放った2投目はゴール手前の看板に当たり10数メートル転がり不運のOBに。
返しのパットも外してしまい劇的な逆転劇の末、手塚選手の勝利となりました。
手塚選手は公式戦初優勝。大会初日からキャディを務めていた夫の大樹さんの嬉し涙が印象的でした。
最終結果は2位中川原選手、3位稲見選手、4位塚本選手となりました。

【プロ・マスター部門】
プロ・マスター部門は6名で競技が行われました。
1R目抜け出したのが川崎選手・丹治選手でスコア50。続いて平林選手スコア51。
3選手の首位争いとなり後続を7打離す展開となりました。

2R目以降川崎選手や丹治選手のミスを横目に淡々と好スコアを重ねる平林選手。
決勝進出は首位で平林選手、3打差で川崎選手、6打差で丹治選手、1打差で江原選手となりました。

昨年のプロ・マスター部門は川崎選手が2位の平林選手を13打離しての断トツ優勝でしたが、
現在首位の平林選手は決勝のキャディに迎えた大学の後輩の末房選手(マスター部門に出場)とともに昨年のリベンジを狙います。

決勝ラウンドでは距離の長い特設ホールとなりOBもタイトになります。
平林川崎両選手ともナイスショットやOBを繰り返しますが、じわじわと川崎選手が差を縮め、決勝4ホール目で川崎選手が平林選手に並びます。
決勝5ホール目は両者バーディーを取り、最終ホールへ。

斜面の中腹(6番ゴール右横)から本部前の特設ゴールを狙う特設ホール。
両者本部前の平地には届かずブラインド状態でのアプローチに。
先に投げた平林選手はゴール手前12m、それを見た川崎選手は強めに投げてゴール横4mへ。
勝負を決する最終パット、平林選手長めのルーティンの後放たれたディスクは放物線を描きゴールど真ん中にイン。
湧き上がる歓声が静まるのを待ってパットの体勢に入る川崎選手。
静寂の中投げだされたディスクは鎖の左側に当たり無情にも外へ。勝負が決した瞬間でした。

最終結果は2位川崎選手、3位丹治選手、4位江原選手となりました。

【プロ・グランドマスター部門】
プロ・グランドマスター部門は10名で競技が行われました。
1R目スコア53を出したGarrity選手がトップに立ち、2位に1打差で藤井選手が続きます。
2R目にGarrity選手・藤井選手ともにスコア52を出し、後続を突き離し一騎打ちにの様相に。
しかし3R目にGarrity選手スコア57・藤井選手スコア56に対し、河合選手スコア53、早川選手スコア54を出し上位に迫ります。
準決で藤井選手一歩後退し、Garrity選手が後続を4打離し決勝へ。
決勝で藤井選手の猛チャージを交わしたGarrity選手が、初日からトップを維持したまま優勝となりました。
Garrity選手は今大会グランドマスター部門に転向後初優勝となりました。
最終結果は2位藤井選手、3位河合選手、4位早川選手となりました。

プロ・アマとも入賞者には賞品と副賞が贈られ、更に各部門優勝者には真っ赤な特製「Champion」ポロシャツが贈られました。
最後に、この度清里の森OP開催において、会場提供や数々のご協賛を頂いた清里の森管理公社様、
大会備品を格安でご提供頂いた株式会社ヒーロー様、Discgolf.jp様に感謝申し上げます。

清里の森オープン実行委員会(文責:浅谷)2015.5.23